【スタプリ第36話のネタバレがあります。ご注意ください。】
スター☆トゥインクルプリキュア 第36話
「ブルーキャット再び!虹色のココロ☆」
盗まれた宝
AIさん
別に聞いたわけでもないのに、突然惑星レインボーの宝の情報を出してくるAIさん、めっちゃ便利ですね。ユニは以前からAIさんでトゥインクルイマジネーションの調査をしていたので、そのついでに頼んでおいたのかもしれませんが。
「ユニが宝を追っている事を知りつつ、ひかる達がいるタイミングでそれを明かした」というのはAIさんがこの流れを狙っていた…と考えるのは少しこじつけ気味でしょうか。でもユニだけに伝えていたなら一人で行っていたと思うんですよね。
プルンス
まさかマオたん!!?
毎度、プルンスのマオたんに対する反応が面白すぎます。正体がユニとわかった後も変わらないマオたん愛は一体どこに終着するのでしょうか。
マオはユニでもある、でもユニではない…という所からいろいろ想像できますがプリキュア的には何もなく終わりそうな気がしています。
ひかる
ダメだよ、盗むのは!
ブルーキャットが現れてからというもの、ひかる達は「盗みは悪いこと」という姿勢を取っています(わかりやすいのは第17、19話あたりでしょうか)。
コスモに変身し、ユニとして、ひかる達と行動するようになってからはこの「盗み」についてあまり触れられなかったので、ようやくこの時が来たか、という感じです。
どっちも本当の気持ちだよ、反対するのも、心配するのも
当時はブルーキャットの目的も、背景もわかっていませんでしたが、ある程度の時間を共に過ごし、ユニ本来の人格も知った上で「盗みはダメ」と言えるのは良い友達なんだなと安心します。
私、プリキュアの「友達だからこそ、悪いことは悪いと伝える」大好きなんです。フレッシュプリキュアを観て…。
ユニ
ユニはほんっとにそれが良いと思ってるの?
で、でました、ひかるの「あなたはどうしたいの」攻撃!つよい。ここで一瞬サングラスが透けて瞳が見えるの良いですね、心にきます。
素直にお願いして返してくれる相手だと思ってるの?
やってみないとわからないじゃん!
ひかるに止められてムッとしているユニ。数々の宝を取り戻してきた中で、素直に頼んでも返してくれなかった経験があるからこそ、怪盗という手段に出たんじゃないかなとも思います。
そう考えると、ユニは「何も知らないのにそんなこと言って、じゃあどうすればいいんだ」という気持ちだったかもしれないですね。
アジト潜入
ララ
ヒヤヒヤしたルン
星空界の事を全く知らないひかる達に対し、ララは多少知識があると思われます。そう考えると宇宙マフィアって、ララ的にはめちゃくちゃ関わりたくないんじゃないでしょうか。
宇宙マフィアの本拠地に乗り込んで来る奴は本来いないはずなのでそれもわからなくないのですが、検問といい、ドン・フワフワといいこのアジトのセキュリティがザルすぎて笑えます。
地味に第13話(えれな宅パーティ回)の変装が再登場しているのがファン的に嬉しい所です。
メリー・アン
星空警察、アン警部補。完全に犬のお巡りさんです。
ミラクルライトをチラ見せしていたので、この子が映画連動のキャラなんでしょうね。正義感があり、素直で、でも決め付けすぎない。匂いに関する特技もあり、いいキャラなので映画でどんな動きを見せてくれるか楽しみになりました。
指輪
身につけたものの感情で色が変わる指輪、感情をあまり表に出してくれない(視聴者から見るとバレバレですが)ユニに対して最高のアイテムですね。今回も大活躍しています。
赤色:怒り
黄色:喜び
青色:悲しみ
との事です、他の色も気になります。
ドン・オクトーから指輪を盗んだ場面は、一瞬にしてユニの手に移っているのが怪盗らしくて良いですね。
お仕置き部屋
騙されたり、自分のものを盗られた人の気持ちを考えるであります
わざわざ自分が捕まるリスクを負ってまで、無関係(むしろ逮捕しようとしていたので敵対関係)なアンを助けるあたり、ユニの人の良さが出ていますね。ドン・オクトーがユニの話を信じた理由のひとつに、この行動も含まれているんじゃないかなと思います。
対するアンも、自分が逮捕したい怪盗なのにちゃんとお礼を言うあたり案外いいコンビなのかもしれません。
正義のためなら、変装して騙してもいいの?
今のは忘れて。自分に言ったようなものだから
この言葉を聞けただけで私はもう満足というか、感無量というか。ユニ自身、この問題について自問自答してきたに違いありません。悪いと思いつつ、故郷のためにやらなければいけないと自分の心を見ないふりしてきたのではないでしょうか。
ただでさえ自分の中で苦しんでいるのに、第27話、アイワーンの「自分がなにかされたら、人を騙したりしていいんだ、すっげぇなぁ!」の追撃が来るわけです。うぅ、つらい。
ユニとアイワーン、そしてもし描かれるなら他に物を盗まれた人々。どんな結末になるのか楽しみでなりません。
戦闘シーン
テンジョウ
バケニャーンの時は食えない相手だったけど、プリキュアといる内に弱くなったんじゃない?
仲間といるから弱くなる、よくある悪役側の言葉です。バケニャーン時代のユニは本当に手段を選ばない感が出てたのでテンジョウの言い分もよくわかります。
今回ばっかりは「テンジョウに助けられた」と言っても過言ではないと思います。あのままテンジョウが出現しないと泥沼な展開になっていそうですし…。
コスモ褒め褒めタイム
まったく、よくあんな恥ずかしいこと言えるにゃん。…ありがとう
照れた顔、そして小さな声の「ありがとう」たまらないですね。全国のユニ好きの方々はこの可愛さに悶え苦しんだんじゃないだろうか。
ユニの言う通り、直接言われると恥ずかしくなりそうな言葉達ですが、こういった褒め言葉をちゃんと伝えられるって良いですね。大人になると損得絡んだりして信じられなくなるもんですが…。
メリー・アン
よくはないでありますが、ブルーキャットは本官を助けてくれたであります
「警察なのに怪盗を助けていいのか」という葛藤は、ユニの「理由があれば盗んでいいのか」に少しだけ似た所がある気がします。アンは正義を曲げたというより義理(道理)を通したという感じですね。
これでお別れかと思いきや地球付近まで追ってきたので、今後も出番があるのでしょうか。次回予告にはいなかったけど…あ、映画で月にいる所から始まるのかもしれませんね。
それにしても10年のボランティアて、星空連合はいちいち単位が長い。単位の長さで気づいたのですが、宇宙は広いので寿命の違いもかなりありそうです。寿命ネタは考えると悲しくなるので深くは考えませんが…。
ドン・オクトー
お鎮まりください、ゆでダコになってしまいます
子分がさらっと言ったこの言葉、面白くて笑っちゃいました、ゆでダコて。
だから返してほしいの、お金が必要なら、すぐは無理でも必ず用意する
ブルー、確か悲しみの色と言っていたな。持っていけ
最終的に「ユニに指輪を渡す」事を選択したドン・オクトーですが、
- 自分が倒れている間に指輪を取り返さなかったこと。
- かばう必要のないアンを助けていたので完全悪ではなさそうなこと。
- 指輪の色でユニの本心がわかったこと。
という複数の理由で決めたのではないかと思います。
指輪を盗んだ時、盗む事が目的の怪盗の場合、盗みが成功した喜びの黄色になると思います。それに対してブルーキャットは怒りの赤色(あのクールな感じで、とても怒ってるようには見えませんよね)。交渉の時もユニが言っている事が本当なので、悲しみの青色。
自分が指輪の効果を体験しているのもあって、確信したに違いありません。
大人的な考えだと、この指輪の値段を理由に惑星レインボーの宝を根こそぎ奪えると判断した上で返したんじゃないか…とか思ってしまいますが、いやいや、オクトーはいい人!プリキュアに限ってそんな展開はない、はいやめ!
ユニの結論
ユニ、怪盗は続けるルン?
みんなを、悲しませるような事はしないわ
ここで指輪の色が指しているのは喜びの黄色。皆を悲しませたくないっていう気持ちが見え隠れする言葉もたまらないです。
いやこの何とも言えない顔、シュールです。ゆっくりユニって言われて物凄くしっくり来ました。
次回予告
最近は恒例になりつつあるハロウィン回。星型のサングラスをかけたプリキュアが個人的にかなりツボで、次回が楽しみでなりません。