スタプリ 第18話 本編 感想

【スタプリ第18話のネタバレがあります。ご注意ください。】

スター☆トゥインクルプリキュア 第18話
「つかめ新連載☆お母さんのまんが道!」

星奈家

家族構成

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

ひかるのお母さんは職業「漫画家」ということで、第1話で徹夜明けだった理由が判明しましたね。でも妙にイマドキな服装のお婆ちゃんと厳しめなお爺ちゃんについてはノータッチ。お爺ちゃん、悪い人ではなさそうなのですが何かしらの理由はありそうですね。

ひかるのお父さんが世界中を飛び回って仕事をしているので、代わりに家を守り、ひかるを教育しなければならない、と考えているとか。

ひかるのお父さんは「仕事で一年に一度しか会えない、世界中を旅している」そうです。写真は描かれましたが、お父さんの顔は見えないようになっていました。まだ設定が決まっていないのか、もしくはここで明らかにしない理由があるのか。展開が楽しみですね。

個人的には、世界中を旅していると言いつつ実は宇宙進出していて、ひかる達と宇宙でばったり会うなどして欲しいですね。そしてできればハートキャッチプリキュア!ルートは勘弁して欲しい。

ひかる、ララ

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

漫画って面白いルン!

漫画を逆さまに見ながら、でも楽しそうにしているララ。まだ文字は読めないけど、絵を見て楽しんでいるのでしょう。もう何をしていても楽しそうで良いですね。

弓道に引き続き、漫画家のあれこれについても逐一説明が入っていて良かったです。
地球の文化を知らないララがいるからこそ、自然に解説が挟めるっていう理由もありますね。そういった点で、子供たちとララには共感できる点があるのかもしれません。
(今回の解説ミニキャラ、とてもかわいかったですね。)

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

アシスタントをしている際、ララがネズミ的生物を描いていました。
最初は「線がふにゃふにゃしていて慣れてない感、かわいい」と思ったのですけれど、サマーンにはあの見た目の生物がいて、実はララの絵はめちゃくちゃうまいのかもしれません。
そんなララの絵を見て楽しそうにしている星奈親子とララの満面の笑みが素晴らしく、心が温かくなります。

 

こんにちはルン

ひかるママとのルン!の言い合いが面白かったです。

最初に聞き直された時の強気のルン!にララの成長を感じます。13話で周りと違う事を乗り越えていますものね。学校生活にも(おそらく)慣れ始めて、ルンちゃんと呼ばれる事にも慣れ、今のララは”ルン”に自信が持てているのではないかと思います。

星奈輝美

ひかるの特性

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

ララの”ルン”から出来たネーム、星空少女ルンちゃん。ネタなのですけど、するどくて笑えます。そう考えると、ひかるの特性である観察眼、SFファンタジー好き、想像力が豊かなのはお母さん譲りなのですね。
ひかるの好きな物は好き!精神もお母さんの言葉が起源なので、アニメキャラでもこういった繋がりが見て取れるのが良いですね。

売れる漫画

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

売れる漫画を描いて、必ず連載を勝ち取ってみせます

売れる作品と自分の描きたい作品の板挟みで悩むひかるママ。編集者の後押しもあって、売れる漫画を描く方向に話は動きます。
この時点でひかるが心配そうな顔しているのが良いですね。ただ、お母さんが決めた事なので水を差さずにアシスタントを手伝う。できる娘です。

SF、ファンタジーはウケません、ウケるのはイケメン、恋愛、医療物!

SF、ファンタジーは駄目って言われた時に星奈親子が「えー」って言うのが面白いです。2人ともそっち方向のお話が本当好きなのですね。

星奈親子は不服でしたが、恋せよイケメンドクター、正直編集者が言う通りきゅんきゅんしますね。次回予告でも出てきた、えれな・まどかのモデル(コスプレ)ですが、いや本当似合ってる。えれなさんかーっくいいし、まどかさんは美しい。ほええ。

編集者が思い描く絵柄もあってめちゃくちゃ読みたい。(ただし演者は、えれな・まどかで!)

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

この絵柄のまどかさんめっちゃくちゃ好きなんですけど…

手伝う4人+α

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

ひかるママが寝ている時に、地味にプルンスも協力しているの、良いですね。

宇宙ゆけ!流星少女

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

世界で一冊だけの漫画。正直、これが出てきた時点で私は涙腺の崩壊を悟りました。

お母さんが描いてくれた、世界に一冊だけの漫画はひかるにとって今も昔も大切な宝物に違いありません。そんな宝物を楽しそうに読んでいる所に、友達から「お子ちゃま」とバカにされます。つらい。
成瀬瑛美さんの演技、BGMのひかるの想い(ミラクルユニバースサントラ)も相まってひかるの悲しみ、悔しさが本当伝わってきます。

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

ひかるが好きなものは、ひかるだけの宝物なのよ、だから大事にしてね。

本当に素敵な言葉です。シンプルですがひかるに大きな力を与え続けている言葉だと思います。

あさがお 7月号

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

私は感想を書き留める時、初見はなにもせずに観て、何回か観た後に本編を流しながら下書きをしています。で、あさがお7月号が出てきた所で「えれまど!!えれまど!!」ってメモが残っていたのですがこの時、一体何を書こうとしていたのか検討もつきません。テンション上がりすぎでしょう。

やっぱり星奈輝美の実力じゃ、うちの雑誌は無理だったんじゃないか

演出上仕方ないとはいえ、本人の前でこういう事言われるとひどいなぁと思っちゃいますね。徹夜で頑張り、娘と友達も手伝ってくれた作品です。そりゃもう落ち込むし、めちゃくちゃ悔しいと思います。

それでもお祝いムードを壊さないよう、できるだけ顔に出さず一旦その場から離れるのには大人を感じます。

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

私好きだよ、お母さんの描く、ファンタジー!

落ち込むお母さんを励まそうとついていくひかる。このブランコの構図、ひかるが漫画をバカにされた時と全く同じなのですよね。登場する場所も、座っている場所も全て同じで、ひかるとお母さんの立ち位置だけ違っている。

変わった所は、ひかるとお母さんの目線です(髪の長さも違うけど)。子供の時はお母さんの事をひかるはずっと見上げる位置にいました。でも今回はお母さんが座っていて、ひかるも成長しているのでほぼ同じ高さで話をしています。

かつて、ひかるを助けたお母さんの言葉を背負って成長したひかるが、お母さんがその言葉を思い出してもらう(気付いてもらう、のが正しいかも)ために声をかける。同じ構図にするのほんっっとずるい(いい意味ですよもちろん)。

でもこの時、お母さんは「宇宙ゆけ!流星少女」を見ていません

戦闘シーン

ソレイユ、セレーネ

戦闘シーンでも、えれまどかよ!とか思いました。もっとやって!

宇宙ゆけ!流星少女

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

このせかいはおれのものだ
そんなことさせない!

まさに現在のひかる達の状況にそっくりです。終盤、本当にドラゴン型のラスボスが出てきたりしたら伏線の張り方にうなります。

主人公は、どんな逆境にも負けない!
そんな落書きのために必死になるなんて、あんたはお子ちゃまね

日常パートのリベンジをプリキュア状態になって果たすという流れはプリキュアではよくある事ですが、本当にアツくて大好きです。

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

誰になんて言われても、好きなものは好き!

お母さんから貰った大切な言葉を信じ、成長して、今はその”好き”を支えてくれる友達がいる
その仲間が揃って、押し返し。最高じゃないですか。

戦闘後

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第18話本放送より引用

ノットレイダーが去り、目を覚まして「宇宙ゆけ!流星少女」を見つけるお母さん。
ここで「ファンタジー好きだよ!」とか、「お母さんの好きな漫画を描いてよ!」とか、「あの時好きなものは好きって教えてくれたよね」とかじゃなくて、

お母さん、ありがとう

この言葉を選んでくださり、本当にありがとうございます。最高です。

このありがとう、漫画を描いてくれた事、好きな物は好きって言葉をくれた事だけでなく、ひかるがお母さんに助けられてきたであろう色々な事も含めた、ありがとうなんだと思います。短い、短い言葉ですがひかるの感情が溢れ出ていて、本当心に刺さりました。

何度観ても涙ぐみます。

スタッフの思い

柳川あかりさん(スタプリプロデューサー)のTwitterで「好きなものは好き!」はオーディション用の台本からあった台詞だったということが明かされていました。

スタプリ企画時に女児には宇宙モチーフ、SF展開は受けないんじゃないか?という声があったそうです。そういった事を考えると、今回はもしかしたらスタプリ企画の方々の思いが込められた1話だったのかもしれませんね。

スター☆トゥインクルプリキュア、ありがとう。

出来事

さて、5月末から色んな情報が出る出る、プリキュアファンはパニック状態です。

サントラ発売

スター☆トゥインクルプリキュア オリジナル・サウンドトラック1
プリキュア☆トゥインクル☆サウンド☆彡

が発売されました!(2019/5/29)

聴きたかったプリキュア・サザンクロスショット!や、変身シーンのそれぞれボーカルバージョン(もちろんインストもあり)、本編中であった「ここのBGMがいい!」を言葉にできるようになりました。うれしい。

いわゆるプリキュア活躍系「天翔るプリキュア」とか、スタプリ感がめちゃくちゃ出ている「めでたしめでたしルン」とか好きです。

追加戦士情報発表

追加戦士情報が公式から発表されました。(2019/5/31)
感想は、公開早すぎ!ってのと、シルエット公開くらいにして欲しかったな、ってのと公式が出しているなら仕方ないか…という諦めです。結構複雑な感情。

このブログでは知らんぷりします。

映画ビジュアル公開

本編終了後、映画ビジュアルが公開されました。興味のある方はぜひ映画公式サイトで。
今までにない雰囲気の映画ビジュアルで、期待と不安が入り混じっております。監督は田中裕太さん。

ライブ開催決定

ボーカルアルバム情報と共に、9月にスタプリライブがあることが確定しました。
楽しみですね。私はなんとしてでも行く予定です。

次回予告

終盤にもチラッと出てきた今話題のブルーキャット。次回は惑星レインボー。大きくお話が進みそうですね。
アイワーンが驚いているの、正直怖いんですが…

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