ヒープリ 第40話 本編 感想

【ヒープリ第40話のネタバレがあります。ご注意ください。】

ヒーリングっど♥プリキュア 第40話
「ひなたの後悔… 誕生!キンググアイワル」

キンググアイワル戦

グアイワルの進化

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

俺が、キングになるためだ!

次回予告で分かってたことですがグアイワルの下剋上、本当にやりましたね!

グアイワルは脳筋だから、メガパーツを大量摂取して巨大化後に浄化されそうだなーって常々思っていたところ、とうとうやってくれました。巨大化はしなかったけど、前回は賢そうな一面を見せられて混乱していたので妙な安心感があります。

とまぁ、私の記事では散々バカにしているグアイワルですが、キングビョーゲンの力量を見誤っていた(次回予告にいるから)事意外、完璧な作戦なんですよね。プリキュア側が逃げてもビョーゲンキングダムから出られないという保険付きで安定感もあります。

ビョーゲンズのトップが入れ替わったわけですが、シンドイーネは当然キングビョーゲン様LOVEなのでキンググアイワル反対派、ダルイゼンは独立でもするのかなーと思いきや意外にも普段と変わらない様子で少々驚きました。

ここまで一貫して「どうでもいい」と言われると本当にどうでもいいんだなーと思わざるを得ません。

キンググアイワルはちょっとおだてれば操れそうですが、理屈が通じないので突然暴走して自滅しそうなイメージの扱いにくい上官って感じです。

VSキンググアイワル

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

礼を言わんとな…貴様なら必ず罠にはまると思っていたぞ

自分がこの状況を作り出してしまったと思って焦っているからとはいえ、いつもと違って攻撃的なスパークルがめっちゃ格好良かったです。

いきなりエレメントボトルを使って流れを変えようとしたところからは、様子見とかじゃなくて初手から全力を出している感じが伝わってきます。

他のメンバーが壁に叩きつけられている中、スパークルだけは壁キックで戻ってきた時には「格好良い…」と思わず口に出てしまうほどでした。

グアイワルに有効打を与えられなかったとはいえ、グレース達の立ち直す時間を稼いだ上にほぼノーダメージというファインプレーなのも、スパークルは失敗ばかりではない事の証明になっていると思います。

 

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

絶対、あたしが浄化する!

グレースとフォンテーヌが変身解除というほぼ絶望的な状況に陥っても、諦めずに自分の今できる最大の浄化技をぶつけるスパークルの意思の強さには恐れ入ります。私だったらもうここで撤退考えちゃうなぁ。

全く効かなかったように見えたこの浄化技がビョーゲンキングダム脱出の道しるべになるのは、絶望的な状況でも諦めない心が突破口を作り出す事を表しているようで視聴者としても勇気づけられます。

 

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

逃げたよ、全員

グレースとフォンテーヌは物理ダメージによる変身解除なのですが、スパークルは精神的な変身解除なんですよね。

絶望的な状況でも、ギリギリまで諦めずに戦っていたからこそ「もうダメ」って思った瞬間に緊張の糸が切れてしまったんだと思います。

アースの機転でなんとか脱出できたのは良いのですが、目を覚まさないのどかと痛そうなちゆを見て、罪悪感がどんどん増しているであろうひなたを見ていると辛いです。

ビョーゲンズ

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

いいぞ!いくらでも作り出せる!

喫茶「純」とか、今まで出た場所がちらほら出てきていましたね。

グアイワルの言葉を真に受けると、今まで~ビョーゲンは1度に1体しか使役できなかったのかもしれないです。

メガビョーゲン、ギガビョーゲンで埋め尽くされるすこやか市の避難状況がめっちゃ気になりますし、のどか達を探しているであろう保護者の方々の無事を祈るばかりです。

ビョーゲンキングダム脱出

平光ひなた

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

なにやったってあたしは、あたしは、失敗する…何もしなきゃよかった
お前失敗ばっか覚えてるから凹むんだよ

「そんなことあるよ!」の後、ひなたは自分が感情的になっている事に気付くような表情をするんですよね。またひどいこと言っちゃうかも、みたいな。それでも抑えきれずに思っている事を吐き出してしまう、もう限界って感じが伝わってきます。

プラスを期待して、失敗して大きなマイナスになるくらいなら動かないで少しのマイナスでいい…みたいな消極的な考えは、私もどちらかというとそういう考えをしがちな人間なので凄く共感できます。

やっぱりこの4人の中でひなたは一番普通の中学生っぽい思考をしているなーと思っています。あえてそう描いていると思いますが、他3人が大人すぎるんです。

語弊を恐れず書くならメイン視聴者である子供たちから見て「ひなたは共感枠」「他3人は憧れ枠」といったところでしょうか。もちろんそれぞれ当てはまらないところもありますけどね。

ニャトラン

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

確かにお前は失敗が多い…でも立ち上がってきたじゃん。俺、お前のそういうとこ大好きだぞ
あたしもだいすきー!!

ほんっっとこのニャトランがイケメンすぎる。

下手に神妙な雰囲気にならないで、いつもの軽いノリなのが心底格好いいです。かといって言ってる内容は物凄く的を得ていて、ひなたが一番欲しかった言葉なんじゃないかとさえ思います

何が良いってニャトランも内心涙目だと思うんですよ、でもあえて明るく振る舞ってひなたを励ましているのが本当にいいパートナーだなって思います。

 

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

だよね!今までめっちゃ失敗してきたんだもん。今更一個くらい増えたってどーってことないし!

この切り替えの速さが、ひなたの強いところですよね。実はひなたが意識していないだけで、今回の戦闘でもスパークルがいないと突破できない場面が少なくとも2個ありました。

…でもあんまり褒めすぎると調子に乗って失敗しそうな子なので、時間が経って少しずつ「あれ、実は失敗ばかりじゃないかも」って気付いてほしいなと思います。

VSダルイゼン

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

あーあ、置いてけぼりだ

ダルイゼンがここでプリキュア達に絡みに行く理由は、人間界を蝕んでいるグアイワルのサポートというより、グレースに対する執着心の方が強いように感じます。最後のグレース単体残しとか露骨にそうですよね。

どういう心境でグレースに執着しているのかは私にはわかりません、ダルイゼン自身も今の所はっきりわかってないとかじゃないかなぁ。

表推理としては「ビョーゲンズの一員として、自分が進化するには宿主であるグレースが鍵を握っている…と考えているから執着している」なのですが、別の視点も全然あると思います。これからの流れに期待ですね。

すこやか市

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第40話本放送より引用

じゃあ、張り切ってお手当てしよっか

次年度のプリキュア放送日も決まっているので、最終回も含め最大5話ですね。想像しているより展開が早いので1話エピローグ回、1話バトンタッチ回とかあるのかもって思います。

正直言うともうちょっとヒープリじっくり観たかったなーと思うのですが、綺麗にまとめてくれる事を期待しております。

次回予告

さて、総力戦!って感じですね。キンググアイワルとの決戦…と思いきやキングビョーゲン浄化できてないじゃないですか!!そろそろテアティーヌ様出てきてもいいんじゃないかな。

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