ヒープリ 第41話 本編 感想

【ヒープリ第41話のネタバレがあります。ご注意ください。】

ヒーリングっどプリキュア 第41
「すこやか市の危機!!忍びよるキングの影」

総力戦

キングビョーゲンの姿

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

ダルイゼン達は人型なのでてっきり人に近いと想像していたのですが、どちらかというと動物寄りでしたね。

尻尾がある事、背が低いことから、テアティーヌの対の存在である事を強調しているのかなーという印象を受けました。

これはまさかプリキュアあるある「元はヒーリングアニマル」って線もある…?と思って無理やり考えてみました。

「感染症にかかってしまって、隔離されて闇落ちしたヒーリングアニマル説」

半分冗談みたいなものですが、なんか今のご時世ならこんな結末もありえるかも…って思えてきちゃいますね。ちなみに私的にはあーんまり好きじゃない展開です。

 メガビョーゲン掃討戦

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

気持ちよくメガビョーゲンを吹き飛ばして、はい浄化―!な感じで見ていて気持ちがよかったです。町はそれどころじゃないけど…。

住民の皆さんは大きな建物や公園に避難しているようで安心しました。蝕まれて倒れている人の描写とかあったら流石に「えぐぅ…」って言っちゃいそうだったので。

 グアイワルの城

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

城を作るのはまた後だ
キングに進化しても、頭の中身は進化しなかったみたいだな

グアイワルかわいいな!

強大な力を得たというのに、部下に任せるでもなく自ら手作業で城を建てはじめたのには笑いました。

力の差がついたはずのダルイゼンにも散々言われていて、相変わらずの脳筋っぷりに安心感さえ覚えます。

 VSギガビョーゲン

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

うるさい!!
やっと一撃当てたわ、この調子で…

ビシバシ格闘しながら互いの主張を述べ合うのはプリキュアあるあるですが、反論とかじゃなくてうるさい!ってシンプルに一蹴したスパークル、潔くて好きです。

「ギガビョーゲン+森林公園に行かせない」だけでも難しいのに、キンググアイワルとの同時戦闘、その動きに慣れてきたと思ったらダルイゼン、シンドイーネが加勢。

プリキュア側の希望が少しずつ、でも確実にビョーゲンズの圧倒的な力で押し潰されているように感じました、つらい。

追い詰められて変身解除なわけですが、流石に2話連続ともなるとちょーっと安売りしすぎじゃないかなー、変身バンク見せたいのはわかるけど…って思っちゃいます。

 

割としんどい戦闘シーンでしたけど、すごい勢いでギガビョーゲンに蹴りをいれるアースにちょっとだけ癒やされました。片足だけスパパパパってしてます、めっちゃ面白い。

 キンググアイワル退場

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

別れのセリフは決めていた!じゃあなプリキュア、かばよ!!
最期の言葉まで間が抜けてるわ

最期の言葉までボケ倒して退場していったグアイワルの一貫性は本物でした、シリアスな作品に笑いをありがとう…。

やってる事はもちろん悪役なのですが、直前の大工姿とか、言い間違えとか、おちゃめなところが多かったのでいなくなると寂しいですね。最近は敵も人情味が溢れているので退場が辛いです。

丁寧に説明してくれましたが、キングビョーゲンがメガパーツやビョーゲンズの進化に好意的だったのにはこういった裏があったからなんですね、納得です。

 エピローグ

遅い帰宅

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

でも、無事で良かった…お説教の続きはまた後で
パパ達がひなたのことちょー心配してるの、わかってるかな
探したんだぞ 良かった、無事で

ギガビョーゲンを浄化した後、いきなり周りが暗くなって夜になったのには流石に違和感を覚えました。めちゃくちゃ長期戦してたって事…で無理矢理納得はしましたけど。

のどかが帰ってきた時、家の時計は「夜8時」でした。この緊急事態で自分の子が行方不明ってなったら、そりゃ探し回りますし心配もしますよね。

それぞれの家族が「遅くなってしまったのはどうしようもない理由がある事」を見抜いていて、叱るというよりは軽くたしなめる程度にして無事を喜んでいるのが印象的でした。

当たり前っちゃそうなのかもしれませんが、こうやって描かれると温かい気持ちになるものです。改めて、この子達は夜8時に出歩くと心配される中学生という立場なんだよなーと実感しました。

 キングビョーゲンの作戦

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

構わぬ。あれはエサだ
やっぱり何か素晴らしいお考えがあるんですねー!

この発言、確実にテアティーヌを誘き寄せようとしていますね。

(おそらく)完全状態だったキングビョーゲンに致命傷を負わせた相手ですから、警戒しているのでしょう。

シンドイーネのキングビョーゲン様愛は正に一途と呼ぶにふさわしいので、最終回エピローグで浄化されてちっちゃくなったキングビョーゲン様と楽しそうに暮らしているシーンとかあったらいいなー。

なので、キングビョーゲンにはどんな状況になっても(たとえシンドイーネ側から要求されたとしても)シンドイーネを取り込む判断だけはしてほしくないな、と思ってます。

 ダルイゼンとキングビョーゲン

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

どうだ、我とひとつにならぬか…ただし、自我は消えてなくなるがな

ななな、なんちゅーパワハラ…

シンドイーネは特に言われていないところを考えると「ダルイゼンは寝返る可能性あり」とみてこんな無茶苦茶な要求をしてきたんでしょう。

ダルイゼンが求めていた「住みやすい環境」を理由にしていましたが、それはダルイゼン本人が存在してこその目標なので暴論にも程があります。

 

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

助けてくれ…頼む、お前の中に俺をかくまってくれ
…っ!

ナノビョーゲンはキングビョーゲンの配下なので使用できない、ビョーゲンキングダムにはいられない。蝕まれていない環境はビョーゲンズが生きづらい…のでダルイゼンにとって回復できる環境は宿主だったのどかのみ、という理屈には納得がいきます。

つい先日までと様子が違うダルイゼンに対して、のどかがとった行動は「拒否」でした。視聴者としては「まぁそうだよねー」っていう感じです。ここですんなり受け入れる方が違和感を覚えると思います。

のどか自身また同じ症状に苦しめられるのも純粋に嫌でしょうし、直前に両親からめちゃくちゃ心配されていた事から「またお父さん、お母さんに心配かけられない」という側面もあったんじゃないかなと思います。

無事でいられる保証もどこにもなくて、何にせよリスクありすぎです。

 

©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第41話本放送より引用

自分さえよければそれでいいのかって!結局お前も同じじゃん!

ぶっちゃけ、ダルイゼンのこの意見は全く筋が通ってないと思います。

人間側でもビョーゲンズ側でもない第三者がこれを言うなら多少はわかりますが、ダルイゼンが言うのは自分を棚に上げている気がして、違うかなって感じです。

まぁでも、この件はダルイゼンを「ただの害がある病原菌」とみるか「ダルイゼン」という個とみるかという問題になってくると思います。

おそらくプリキュアが取る選択は「病気」としてではなく「ダルイゼン」という個人とみる選択なんじゃないかなーと思っています。

私的にはダルイゼンにはあまり良い印象はないですけど、納得のいく過程であれば救われてほしいと思います。でも相手が「病気」だから共存も難しいし、うーん。

のどかがどんな選択をするのか、次回がめちゃくちゃ気になっています。

 CM

とうとう始まりました、次のプリキュアのCM

毎年恒例の事なのですが、ヒープリに対する寂しさと次回作に対する期待が入り交じるこの感じ「2月」って感じですね。

寂しさが勝ってます、もっと観てたいよう。

 次回予告

予告だけじゃ「とりあえずダルイゼンと戦う」くらいしかわかんないですね…もうわかんない!いろいろ考えながら次回待ちます!

 

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