スタプリ 第28話 本編 感想

【スタプリ第28話のネタバレがあります。ご注意ください。】

スター☆トゥインクルプリキュア 第28話
「燃やせハート!職人フレアとロケット修理☆」

ロケット修理

プルルン星(中心)

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

よーし!行こう!

ひかるが腕をくるくるさせているのが可愛くて、少々にやけてしまいました。よく見るとこのシーン、ひかるがヤンヤンに席を譲ってあげているんです。ああ見えて空気読むのが得意な所は、さすがと言ったところです。

 

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

ユニが相変わらず魚、もとい海鮮物全般 (カニも食べたがっていたので)を見てよだれを垂らしているのが、普段のクールな姿と比較してギャップが可愛いです。ユニは物知りなので知識としてプルルン星人の事も知っていそうですが、食べる気まんまんでしたね!

職人フレア

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

こいつぁなかなか個性的なロケットじゃのう

フレアさん、いや親方!(以後、親方)めっちゃ良いこと言いますね。そうなんですこのロケット、4人がそれぞれの想像力、アイデアを出し合ってデコレーションした、思い出のロケットなんです!!としつこくアピールしたいです。第7話、良かったです。

ステーキを焼いている様は、全くロケット修理に見えなくて、これも文化の違いなのだろうな、と面白く感じました。一緒に作業したいフワに、「静かに見ててね」とかじゃなくてわざわざ太鼓を出してあげるララは優しいですね(ほらそこ、販促とか言わない!)。

えれまど

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

「イカ!」「タコ!」「イカ!」「タコ!」

体力がありそうな2人…と考えると私のイメージは

ひかる:元気だけど体力があるかと言われると微妙そう。マラソン大会でいう真ん中らへんなイメージ。

ララ:サマーンの重力によっては一番体力あるかもしれませんが、AI頼りな所から考えると一番体力なさそうです。

えれな:自宅で花屋の手伝いをしているはずです。花屋は肉体労働だって聞いた事があり、きついんだと勝手に想像しています。体力ありそう!

まどか:がっつりやっているスポーツは、弓道だけなのかなと思います。調べた所弓道はあまり体力の必要はない…というような記事を見つけたりしました。でも、何もしていない人よりは確実にありますねきっと。ただヒールはやり辛いかと思う。

ユニ:ブルーキャット時代の身体能力を考えると恐らく一番体力ありそうです。

と考えると、えれなとユニが適任な気がするけど、ユニはなんとなく断りそうな雰囲気があるので、やっぱり「えれまど」が最適解なのかもしれません。すごいな親方。

失敗

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

えれまどの体力不足というよりかは、スコールのタイミングが悪く、えれまどが気にしすぎたという感じがあります。後述。

次は私たちがやろう

そんな落ち込みムードの中「無理なら手伝うよ」というサポートを入れたひかる、さすがですね。もうひとつのルートとして、代わりばんこにやるというのもあったと思います。今回はステーキ作りに3人+プルンスが必要との親方判断なので仕方がありませんね。

親方の経験

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

そんな事はいってみなきゃわからん

火の星プラズマ星から全く正反対の環境である、水の星プルルン星に反対を押しのけて移住してきた親方。「行けないなんて誰が決めたんだ」という精神が本当格好いいです。ユニに質問された時の親方の反応をみる限り、よく聞かれているんだろうなと思います。

周りからは、すごいすごいと言われますが、本人は「大した事はしていない、自分の心に正直なだけ」と思っていそうな雰囲気を感じます。

褒め合うえれまど

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

まずは髪を下ろした2人が可愛い、という月並みな感想から参りましょう。この2人が、雨が降っているのにもかかわらずその場に留まるという事は相当ショックだったのでしょう。しっかり者であるのと同時に責任感も強いんだよな、と再認識しました。

私は、えれなほど強くありません!
強いよ!

前回の次回予告見たら、絶対喧嘩だと思うでしょあれ!確かにえれまどが喧嘩するってよっぽどの事だなって思ったけど!まさか、お互いに褒め合うとは微塵にも思いませんでしたよ!仲良すぎる。言いたいことを言った後、炭の音で自分たちの滑稽さに気付く所も良いです。

私達、自分で自分を決めつけてたのかも

結構重要なポイントだと思います。えれなは手伝わないと家事、仕事が回らない。まどかは自分が人の上に立つ事や留学を当たり前だと思っている。2人とも家庭環境もあって「これが当たり前だ」と考えている節があると思います。

今後、親方のように「誰がそんな事決めたのだろうか、やってみなければわからない」という考えに至った時、それぞれどんな答えを出すのかが楽しみです。

戦闘シーン

ノリノリカッパード

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

水を得たカッパードは、無敵!!

「水の星」という事で水を得た魚、ではなくカッパード、盛大に調子に乗っております。どれくらいかというと、ダークネスト様にもらった力を使わなくても勝てると思っているくらい。ここでいい武器引いていたら勝ちだったのでは…。

今回、変身バンクがソレイユ・セレーネバージョンなのが良かったです。バンクもこういった変化があると見ていて楽しいです(なくても毎回じーっと観ていますが)。

ミルキーとコスモの連携

ミルキー!
ルン!

前は事後承諾で、ほぼ黙って持っていかれたミルキーのペンですが、今回はちゃんと話し合いの後借りていたのを見て、笑ってしまいました。みなまで言わず、少しの言葉で連携がとれているのを見ると「この子達も仲良くなったなぁ」と感慨深くなります。

プルヤン?

つくづく思うのですが、このプルンス有能すぎるというか出来ているというか。普段のふざけた言動も実は狙ってやっているのではないかと思うほどです。でもお前…マオたん愛はどうしたんだ…。

限界に対するえれまどの答え

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

諦めるんだな、これがお前達の限界なのだよ!
限界は、超えるためにあるんだ!
熱いハートがある限り、私達に限界などありません!

ここでカッパードが「限界」って言葉を使い、それに対する2人の答えの末の押し返し…大好きです。親方の経験を聞き、失敗を経験し、お互いに褒め合い、自分の決めつけに気付いた後のこの言葉からは、彼女達の成長をひしひしと感じます。

再挑戦、まとめ

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

親方、もう一度やらせてください

この言葉が既に、彼女たちの諦めない精神の象徴だと感じました。

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送より引用

お前らのハートを感じるじゃけぇ!

あの短期間で体力が増えるとも考えづらく、初回よりは慣れてきて気合も入っていたと考えても、やっぱり劇的な変化は無いと思うのです(演出上はかなり早くなっていましたが)。

ではなぜ親方の火力がこんなに違ったのか、考えてみました。

まず、親方は近所付き合いもあるとはいえ、見ず知らずの観光客にも見える一行のロケットを無償で直さなければいけないわけです。ならば、自分達のスタッフを働かせるより本人達に手伝ってもらうという考えは順当であると言えるでしょう。

その状況に、親方の熱い性格を加味すると「この子達は自分たちのロケットを直す事にどれだけの情熱があるか」が気になる、と想像できます。でも親方の予想より、えれまどがバテるのが早く、そこでタイミング悪くスコールに。この時点で親方は、期待はずれだった事を軽くがっかりしつつも、雨が上がったら自分達で直してあげようと思っていたんじゃないかと思います。

ここで戦闘が始まります。親方はソレイユ、セレーネの言葉から今目の前で戦っているのが、えれまどである事を知ります。そして2人の熱い気持ちを感じて、えれまどの情熱を自分が見誤っていたか、またはあの出来事から成長したという事に気付くわけです。

雨が上がった後で「もう一度…」の言葉を聞いた時、親方はきっと「こいつらの情熱は本物だな」と再度思ったに違いありません。そんな熱意(親方風に言うならば“お前らのハート”)を感じた親方はきっと前回より熱くなれたんだと思います。

なので、この話は根性論で体力の限界を超えるとかではなく「それぞれの熱い、諦めない心があれば周りも影響されるし、失敗しても次に挑戦する時はもっとうまくできる」と私は受け取りました。

親方の経験に、えれまどが感化され、それを見て親方も熱くなる。励まし合いってのは良いものです。

CM

©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクリキュア 第28話本放送CMより引用

細かい所ですが、シャンプーのCMにユニが追加されていました。CMの作画、気合が入っていてめっちゃ可愛いです。

次回予告

終盤で、まだ不安が残るララの表情が見受けられました。どんな展開になるのか想像もつきません。「お兄さん、どんな方でしょうか」「双子だったんだね!」と知っているのに観てない人のために知らないふりをする、えれまどに大人を感じました。

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