【スタプリ第11話のネタバレがあります。ご注意ください。】
スター☆トゥインクルプリキュア 第11話
「輝け☆サザンクロスの力!」
星奈ひかる
ロケット
みんなで作ったのに…
前回終盤同様、ひかるは自分のせいでペンが奪われてしまった、ロケットが壊れたのも自分のせいと思っているのですよね。
落ち込みっぷりが見ていて本当に辛い。でも、その分立ち直った時のアツさがすごいんです。
ロケット、キャリーモードはかなり便利ですね。今後のストーリーの幅も広がるってもんです。そんな便利機能、今までなんで使わなかったの?とか言うしょうもない反論も寄せ付けないララ様の解説付き。さすがです。
香久矢まどか
行きましょう
調査隊が近づいてくるにもかかわらず、落ち込んで周りが見えていないひかるは隠れようともしません。ここで、ひかるの手を引くのはララでもなく、えれなでもなく、あのまどかでした。
記憶に新しい第9話、ひかるが商店街にまどかを誘うシーンの逆パターンですね。今回はこういった、今までの話を思い起こさせるかのようなシーンが多かったと感じました。
遼じい
とうとうララ達の正体が遼じいにバレました。予想はしていましたが、ろくな説明もなしに庇ってあげるあたり、ひかるの信頼度がうかがえます。
しかしまどかパパ、冬貴さんですが片手で名刺を渡すというスタイルはいかがなものか。ちょっと好感度ダウン。常に上に立つ人だから良いという考えもありますが、うーん。
まどかパパは遼じいが何かを隠していると気付いた風でした。以前、宇宙人に味方する者に容赦はしない、とも言っていましたので遼じいの身が少々心配ですね。天文台差し押さえとかされないといいけど(プリキュアでそんな、やらないよね…?)
光と影
次回予告でも流れたこのシーン、落ち込んでいるひかるには影が差しています。対する他のメンバーは光が当たる所に。こういった心理描写とても好きです。(私をプリキュアに引き込んだ師の影響が強いと思いますが…)
この構図を自然に描ける、天文台の構造に拍手ですね。
プラネタリウム
その後、プラネタリウムに直行なので、ひかるにはずっと影が差したまま。宇宙人バレしたのでありのままに説明できるのがいいですね。
自分のせいだと抱え込んでいるひかるに対し、
案外、呼ばれたのかもしれんよ
なんて言って、ひかるの想像力に結びつけて元気づけるなんて、遼じいはできた人間です。プリキュアの大人って本当かっこいい。
ララ
でも、放っておけないルン!
放ってはおけない、どこかで聞いたセリフですよね。
まどかは、お父様に隠し事をするというリスクを背負っても、「放ってはおけません」とプリキュアになる決心をしました。それに対して、今回はララが宇宙人だという事がバレてしまうリスクがあったとしても、まどかのお父様や、他の地球の人間を放ってはおけないと声をあげています。
それぞれの思いが循環していて、本当いいチームだなと思います。
戦闘シーン
想像力
ノットレイダーに想像力がない、勢いだけと言われて周りが見えなくなるスター。
何も聞こえない、孤独感が際立つ演出が心に来ます。
そんなことないルン!
ここでひかるを引き戻す声はララでした。
「自分はプリキュアになれない」と弱気になっていたララが、今度は「自分には想像力なんて無いんじゃないか」と弱気になっているひかるを呼び戻す、あぁ、ありがたい、本当いい展開です。涙目。
そこからそれぞれ、「ひかるがいなければ」の思いをぶつけ、ひかるに、今までひかるの想像力がどれだけ人を力づけ、繋げてきたかを気付かせます。
各話を思い返してみて、スター☆トゥインクルプリキュアの主軸はやはり、スターなんだなと改めて思います。これぞ”プリキュアのピンク”ですよね。
そして、スターだけでは成り立たず、周りの支えもあってこその強いチームになりえる。プリキュアのこういう所、大好きです。
ここでサザンクロスの回想シーン、ひとつひとつは小さな輝きだけれど、4つ揃えば想像力がつなぐ星座になる。全部は知らないけど、大好き。プリキュアらしい答えですね。
押し返し
プリキュア名物、押し返しですね!
それぞれの思い、信念を叫びながら強大な敵、あるいは意見を押し返す、かっこいい…
サザンクロスショット
©ABC-A・東映アニメーション スター☆トゥインクルプリキュア 第11話本放送より引用
4つの輝きを、いま、ひとつに!
4人のそれぞれの輝き、想像力から生まれる新アイテム必殺技、ベタですけどめちゃくちゃかっこいいですね。今回の締めにふさわしい大技でした。
いわゆる浄化技ですが、今作はノットリガーが毎回でないという異例の事態なので、11話にして初浄化ですね。今まではペンを奪って(表現が悪い)ノットリガーを撃退していたので。
結果的に、ひかるの想像力が遼じいにサザンクロスを見せたというのも良いですね。これからも彼女達をお願いしますよ、遼じい。
まどかパパ
ここまで点が揃えば、まどかパパなら大体想像できそうですよね。
とうとうこの話来るぞ!とわくわくしていたらまさかの映画監督。え、映画で誤魔化せるレベルじゃないよ!
ノットレイダー
バケニャーン
私の力ではお二人とバランスが取れませんので。
絶対強いでしょあなた!
前々から強そうな雰囲気を醸し出してきたバケニャーン、やっぱり強そうですね。というか、今回の反応からしてガルオウガより上な感じもします。
ノットレイダーの目的
ノットリガーの見た目から3人分の声が聞こえるのは、なかなかシュールでしたね。
そして、地球を乗っ取るというノットレイダーの目的が明らかにされました。前回のカッパードの言葉、直球な組織名から予想はしやすかったですね。そしてやはり、カッパード達は自分達の星に住めなくなった(追いやられた)住民みたいですね。
住めなくなった理由なんかも、今作のラスボスの陰謀な気がします。
ラスボス「お前たちを追いやったのも私の仕業なのだよ!」みたいな。近年の流れからして終盤カッパード達と共闘ってのもアツいですね。
3分でわかるスター☆トゥインクルプリキュア
3分でわかるシリーズ、今作も公開されました。
3分って言っている割に、4分20秒の動画です。さん…ぷん?とっても綺麗にまとめられていて、ナレーションも新録なのでみるべし!
フワを生み出し
っていう言い回し、とっても気になりませんか?てっきりもともといたのかと思ってた…。
次回予告
まどかパパの件来るぞ…と思いきや、これまたぶっ飛んだ次回予告が。め、めちょっく。
とても青山さんを感じる。