トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話
「トロピカれ!わたしたちの今!」
アバンタイトル
まなつの夢

ヤラネーダもいないのに変身する意味あるの?
ない
第45話からの1週間、ずーっと「ローラが選ぶ道」について考えて、覚悟もできないまま最終回を迎えて、始める前から泣きそうな顔してたら…開幕にこれですよ!
特に、何の脈絡もなく巨大トロピカルメロンパンが飛んできたところは、あまりに予想外すぎて笑っちゃいました。
結局ただの夢オチだったわけですが、トロプリから「何考えすぎてんの!トロプリはこういう作品だからね!」って言われたように感じ、ガチガチに構えた私の心が少しほぐれたので、物凄く助かりました。
今日の名乗り口上

あっという間に!トロピカル~ジュ!プリキュア!
本当にあっという間でしたね。
名乗りが毎回変わるギミックが面白くて、毎週楽しみにしていました。
個人的なイチオシ名乗りは「ひとり迷子だ!」です。
女王様

ローラ、次期女王としてグランオーシャンに戻るかどうか、決めるのはあなたです
笑わせてきたと思ったらすぐ現実を見せてくる、おのれムネモシュネ…。
この1週間「おのれムネモシュネ」って言いすぎて意味が気になって調べてみたんです。
そしたら女王様の「ムネモシュネ」なんと記憶の女神の名前でした(今更ですが)。
そう言われると色々思い浮かぶもので、まず「記憶を吸い出す装置」を作ったのは間違いなく現女王のメルジーヌだと予想できます。
となるとローラが言っていた「寂しさから記憶を消す道具を作った人魚」はメルジーヌなので、忘れたい人間の記憶があったということです。
女王様が人間と関わるような出来事…ありましたよね!そう、愚者の棺を解放しようとした「ならず者」の話です。
グランオーシャンの女王は手柄を立てなければ後継者に選ばれない(らしい)ので、メルジーヌが「ならず者」を撃退したのは確実ですが、その方法は描かれていません。
あくまで予想ですが、メルジーヌは昔人間(プリキュア)と一緒に戦い、ならず者を撃退した後に長い年月が経ち、その人間との別れを悲しんで装置を作った…しっくり来ちゃいますね。
今回、最終的にローラが装置を否定しますが、それに異を唱えるでもなく見守っていただけだったのは「自分とは違う道を選択した次期女王の決定に任せる」という意思表示だったと考えると納得です。
トロフェス
心ここにあらず

ローラ?
えっ、そうね、お腹空いたわね
どうしたの?さっきから変だよ
言っていることも無茶苦茶ですが、いつもより声のトーンが低くて感情が乗っていないのが見ていて辛いです。
ローラの性格上、女王の夢を諦める選択肢は無いと言っていいでしょう。
どう皆に言い出すか、戻っても記憶を失わない方法はないか、お別れは辛い、でもここまで頑張ってきたトロフェスも全力でやらなくちゃ…と考えることがいっぱいすぎます。

でも、こんなの別に今日じゃなくても…
だって、当たりのクッションをもらってないのが気になって、ローラが大事なことを決められないと困るじゃない?
…!まなつ、私が話す
もう泣く。なんで知ってるの、とかそういう話じゃないんです。
完全に予想ですけど、楽しみにしまくっていたトロフェス前夜にぐっすり眠れるくらいですから、まなつは「眠れない」ということがほぼ無い子で、なんなら当日寝坊さえしそうな気がします。
そんな子が、トロピカる部の誰より早く(あすかは超早起きだと思う)部室からいなくなるといったらもう「眠れなかった」しかないです。
きっと前日にローラが「どんなクッションが貰えるか楽しみ」みたいなことを言ったんでしょう。
ほんの少しでもローラの考えることを減らしてあげよう、という気遣いが伝わってきます。
ぶっちゃけクッションのことなんかほぼ考えていなかったと思いますが、なによりの功績は「話すタイミングを作ったこと」ですよね!
まなつの隠し事ができない設定を南乃祭りでしっかり見せているところがまたうまいです。
トロピカる部の反応

女王になるのはまだ先なんでしょ?なら別に今決めなくても
でも、それじゃあとまわしの魔女と一緒になっちゃう。あとまわしにしちゃダメなんだ
それぞれの反応と、後ろで流れる「なかよしのうた」が涙腺を容赦なく攻撃してきます。…まぁもう涙だーだーなんですけどね!
さんごが涙ぐんで嗚咽をこらえている仕草が物凄くリアルで、見ているこっちまで辛くなってきて(感想を書くために)何度もらい泣きしたかわかりません。
みのりはローラの決定を尊重するのと同時に、この状況をなんとか打開できないか頭をフル回転させてくれている気がします。
あまりに急すぎてお別れ会すらできないわけで、あすかの怒りもよくわかります。
でも、ローラがそれを「あとまわし」と言うならそれが全てなのでしょう。
何があっても信念を曲げないのは“ローラらしさ”なんですが、今日だけはもう少し自分に甘くしてもいいんじゃない…?って言いたくなっちゃいます。

絶対忘れないよ!
このままあおぞら市に残るか、帰って女王様になるか、私はローラが今一番大事だって思うことをやってほしい!
まなつのローラへの気持ちを語るタイミングはここじゃないと思うので、もう少し後に書こうと思います。やっぱりあのシーンだよね…!
劇の台本

プリンセスは皆と仲良く暮らしましたって終わりじゃなくて、女王になるために自分の国に帰っていきましたってラストに変更したいの
うん、ローラがそう決めたなら!
ローラの思いを直接ではなく「ラストシーンの変更」という形で伝える流れが秀逸すぎて、もうこれ以外の流れが全く考えられないほどです。
今まで皆でたくさん練習してきて、ギリギリで台本を覚えた劇のクライマックスシーンを当日の朝に変更する…結構な無茶です。
ですが、ローラの言葉を聞いた面々の反応を見てください。否定もなし、驚きもなし、むしろ薄々気付いていた…そんな雰囲気さえ感じます。
軽音楽部

一見ただの軽音楽部のライブ…に見えますが私は見逃しませんよ!
ボーカルは、まなつ達のクラスメイト(確かクラス委員長)の白石きりこさん。
第3話ではテニス部を推していましたが入部したのは軽音楽部だったんですね!こういう細かいネタ大好きです。
美術部

こちらは美術部の面々。
皆で作った中学生活最後の作品、めちゃくちゃ良い思い出になると思います。
トロピカる部がこのイベントを言い出さなければ、こういった数々の大切な思い出も生まれなかったんだろうな…と思うと感慨深いものがありますね。
保護者

みのりんママ!!みのりんママじゃないですか!!
前回に引き続き保護者の絡みが見られて最高です。
特にまなつ達とみのりは学年が違いますから、この繋がりは100%部活繋がりでしょう。OVAで保護者お茶会待ってます!!
あ、もしやるなら晴れ男さんも入れてあげてくださいね。
トロピカる物語
開演!

みんな、5人一緒の最後の部活だ!
トロピカっていこう!「「「「おー!」」」」
「最後の部活」って単語だけで涙止まらないですよ…。
あすかが卒業するのはもちろんですが、今ではこの言葉に「ローラとのお別れ」も含まれています。
でも、お別れにはできるだけ目を向けず、今はトロフェスを成功させることに集中しようとしている…そんな気持ちが伝わってくる気がします。
まなつとの出逢い

私はナッチー、あなたの名前は?
私はロザリア、遠い異国からやって来たの
いつものやつ~~!もう説明不要ですね。
1話で「捨て駒~!」とか言っていた時代のローラが懐かしいです。
おまんじゅうの流れは、トロピカルメロンパンで似たような流れがあったのかなーなんてにゃにやしちゃいます。
注目したいのが、まなつはトロピカる部の中で一番演技が棒読みなところ。
つまり流暢に話しているときは「ナッチー」ではなく「夏海まなつ」なのです。ここら辺の演出も本当にうまいです。
さんごとの出逢い

私は紫が好きなんだけど、今街で人気があるのは…
私はあなたのオススメが欲しいの
ローラ…いやロザリア良いこと言う!女王候補らしさありますね。
実際は「く~っだらない!自分の可愛いが信じられなくてどうするのよ!」でしたが、意味合いはまぁ同じなので…ローラの言葉を借りれば「大体そんな感じよ」でしょう。
それぞれの出逢いを振り返ることができる、涙腺に優しくない劇で私は最高に嬉しいです。
みのりとの出逢い

またあなたの乙女なポエムが読めるのね
だまれ
みのりん先輩の「だまれ」が良い味を出しています。
本番中でもこういう掛け合いしちゃうこの子達、大好きです。
あすかとの出逢い
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
別に仲間じゃなくても良いのよ、強ければ
何だそりゃ!
ローラの煽り顔が好きすぎる!
言われてみれば確かに「強い人がいる、じゃあプリキュアになってもらおう!」っていう無理矢理な流れで絡み(物理)に行っていましたね。
修学旅行の時といい、なんだかんだあすかはローラに振り回されていたなーって思いました。
言い合い(の演技)をした後に素で笑っちゃうのが最高で、きっと当時の様子を思い出して今の関係とのギャップに笑ったんだろうな…って考え始めたら色んなエピソードを思い出して涙だーだーです。
最初の頃は「人魚」呼びでしたもんね、懐かしいなぁ。
ラストシーン

女王になるためこの街に来て、皆と仲良くなって…毎日すっごく楽しくて、ずっと一緒にいたいって思って。
だけど…だけど私は帰らなきゃ、私の夢を叶えるために帰らなきゃ!
なぜここまでローラが、頑なに女王を目指すかの理由は描かれていないので分かりません。
でも、ローラの言葉は真っ直ぐで、しっかり前を向いていて、目を向ける先には眩しい太陽の光があって。
女王になる夢こそがローラにとって「最高にトロピカっている、今一番大事なこと」「常夏の太陽みたいに、キラキラ眩しい幸せな気持ちになること」なんだってことが一点の曇りもなく伝わってきます。
私、この町に来て、皆に出会えて良かった
42話で練習の後のお茶会でローラが言った言葉。
実際の劇ではカットされてしまう言葉だからこそ、あの場面を作ってくれたのでしょうね。
振り返れば振り返るほど色んなことに気付いてもう涙の連鎖が止まらないです。

そうか…
残念だけど…
女王様だなんて、凄いね
うん、トロピ…トロピカってる
何度観てもここら辺から涙が止まらなくて感想を書く手が止まって、本当どうしようかと思っています。書ききったよ!
ここの台詞は、みのりん先輩の脚本そのままではなく朝の変更を受けて「ロザリアにひとこと」みたいな感じで、それぞれが言葉を考えておくパートだったんじゃないかと思います。
まなつが感極まって泣いてしまうわけですが、自分たちの「今」を描いてきた劇と、現在進行系の時間軸が交わるポイントがここなんです。
ここから「ナッチー達とロザリア」ではなく「まなつ達とローラ」に変わるんです…だからこその次のシーン!

ありがとう、ねぇ、最後にみんな…
…行かないで!!
はぁ…何から書きましょうね…。
1話から最終決戦まで何度もまなつ達を勇気付けて、まなつとローラと皆を繋いだ「リップ」が消える演出は1年間の全てを掛けた演出と言っても過言ではないと思っています。
あ、ここまで頑張って耐えてきた「ローラへの思い」がここで溢れちゃったんだ…っていう感情と、今までの思い出が激流のように流れ込んできて本当に息をするのがやっとです。
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
ローラが一番大事なことしてほしくて、応援するって決めてたのに…
ありがとう、まなつ
そう、そうなんです、まなつはちゃんと昔から「ローラはいずれグランオーシャンに帰る」と覚悟していて、それでも「ローラの夢を応援する」と決めていました。
パッと最近の回を振り返るだけでも第34話、第42話でそういった演出があったのを覚えています。
ローラの夢を応援したい、でもお別れもしたくない。
どっちもまなつの本心だとわかっているローラは多く語らず、ちょっともらい泣きしかけた上で「ありがとう、まなつ」と優しく微笑んで抱きしめるのがもう…ずっと一緒に歩いてきたこの2人だからこその空間だなって思います。演劇中とかもう関係ない!
なかよしのうた

さぁ、最後にみんなで歌いましょう!
「なかよしのうた」を歌うとは言っていましたけど、こんなとんでもないシーンの直後に追い打ちで歌うなんて思わな…いや思ってたけど!
あまりにも涙腺に対してオーバーキルすぎて嗚咽をこらえるのに必死でしたが、まぁそんな気持ちはいざ知らずトロプリはやってくれましたよね…!はい次のシーン!
ハプニング
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
何すんのよ!私女王なのよ!
わーん、ローラが怒ったー!
ちょ…ちょっと!冗談じゃないわよ!感動のシーンなのに笑いが巻き起こってしまったわよ…
だーだー泣いてたのに、あまりの展開に笑っちゃいました。
こんな感情の起伏が激しいアニメなかなか無いですよ!
しかも感動と笑いのジェットコースターに乗せられて、なお「トロプリらしいな」って思えるバランス感覚はトロプリでしか味わえないと感じます。

はぁ~!?
問題ない、これが私達の物語だから
そう、トロプリはこれでいいんです!
細かい表情の変化で、女神かってくらい優しい笑顔をした後にこんな変顔見せてもいいんです、トロプリだから!
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
涙を浮かべながらしんみり歌うより、5人揃って笑顔で歌っている「なかよしのうた」の方が断然トロプリらしいですよね。
笑顔のまなつとローラがもう…最高としか言えない、自分の語彙力の低さが憎いです。
みんな1年間観てきたもんね!この素晴らしさ伝わってるよね!
観客席

細かいネタを入れてくれるの本当嬉しいです。
前列から1年5組のクラスメイト、右上に(おそらく追い返された後にこっそり来た)あすかパパ、後列は保育園回のわたるくん&るりちゃん!
もはやいない人は南乃島の面々だけじゃないかってくらい揃っているので、スタッフさんの愛を感じられます。
人魚バレ

人魚の国から来た人魚よ!…尾ひれに触ってもいいわよ!
本物の人魚よー!!
久し振りの触らせたがり尾ひれだ~!!
正直、初見の感想は「なにそれ!!!?」しかありませんでした。
誰がこんな展開予想できただろうか…人魚コールのノリといい、もう好き勝手やってて大好きです。

人魚!(あ、それ)人魚!(あ、どした)人魚!(あ、そーれ)
あまりにも調子に乗ってて面白すぎます。
特にローラの踊り…地上で遊んでるうちに編み出したんでしょうね、もう笑うしかないです!

あれでよかったの?
だって私人魚だし、隠したままお別れするなんて嫌だもの
ローラらしいなーって思いつつ、たとえ記憶を消されても覚えている人数が多ければ思い出せる確率も上がるかも、という作戦も込みだったんじゃないかと思います。
ちょっとメタ的な話になるので苦手な方は読み飛ばしてほしいのですが、この人魚バレをやっておかないと、実は「設定的に矛盾が生じる」んです。
まなつとローラが昔に会っていた話を思い出してほしいのですが、ローラは綺麗さっぱり忘れていたのに対して、まなつはしっかり覚えていました。
そこから導き出せるのは、おそらく装置は「人魚と認識した相手の記憶を操作する」ということです。
なのでローラを人魚と知っているトロピカる部員だけはローラのことを忘れて、クラスメイト達は普通に覚えてる…なんてこともありえるわけです。
でもそんなメタ的なことを全く考えさせない、ローラならそうするよねって展開にしたのがうますぎて、トロプリの用意周到さに圧倒されます。すごい。
お別れ

ローラ、こういう時こそリップで気合いだよ!
演劇ではまなつが泣いてローラが微笑みましたが、今度は逆でローラが涙ぐんでまなつが元気づける…もう最高のパートナーですよねこの2人。

皆と友達でいたことも、私、忘れちゃうのかな…
1話を振り返ってほしいんですけど「海に入るとリップは落ち」ちゃいます。
それが「記憶が消えること」の隠喩になっていて、正直心が辛いです。

人魚の一生は長いんだって、女王様が言ってた
やっぱりそうかー…今まで材料は揃っていたので、答え合わせが来た感じですね。
私自身、この設定に深入りできるほど心が強くないのであまり深く考えないようにしています。
人間いつか直面する問題なんでしょうけど、辛すぎるからこれだけはあとまわしで良いと思うんです。
忘れない!

会えなくなってもずっと覚えてるって、寂しいことなのかな?
寂しくない!…忘れてしまうほうが寂しい
忘れちゃったら、寂しいことも分からないよ!
たとえ会えなくなっても、ローラは一番大事な友達だよ!…ずっと、ずっと!
長い年月をかけて大切なことを忘れてしまった「あとまわしの魔女」を見てきた子達です。
忘れる方が寂しいに決まってる!と口を揃えて言うのが頼もしいですね。

私のこと、忘れない?
ああ
絶対に
忘れない
一生覚えてる
ありがとう、また会いましょう
絶対、また会おうねー!!
ローラは幼少期に記憶を消す装置を一度使っているので、どんな感じで忘れてしまうのかを体感しているはずです。
たとえ皆が覚えてくれていたとしても自分は確実に忘れてしまうことを理解しているでしょう。
でも皆がこれだけ力強く「忘れない」と言ってくれているわけですから、勇気をもらって「女王への夢」を追いかけることができるってものです。
名残惜しさを感じさせない、人魚ジャンプからのお別れは覚悟を決めたローラらしくて大好きです。

人魚ジャンプの時点でリップ消えちゃっているのが辛い…。
くるるん
感動の渦に飲み込まれているなか、どうしても気になったことがひとつ。
「くるるんは…?」
まぁくるるんのことですから、アクアポットの中で貝がらクッキー食べたりお昼寝したりしているんでしょうね。
最初から最後まで「女王様のペット」であり続けたくるるんが愛おしいです。
ちなみに、くるるんのお別れシーンについては最終回放送後の「キュアサマーありがとうパーティー!」の質問コーナーで少しだけ触れられています。
ファイルーズあいさんのアドリブな感じもしますが、最後まで「くるるんはくるるんだった」のが想像できてちょっと楽しいですよ!
エピローグ
朝ごはん

ねぇお母さん、うち、もう1人誰かいなかった?
何言ってるの
う~ん…だよね?やっぱ
もうね、普段温厚な私でもブチ切れもんですよ。
人間側も忘れちゃうなんて聞いてないんですけど!!
あれだけ「忘れない」流れをやって、すぐこれとかひどくないですか!?
ムネモシュネさん!!聞いてる!!!?ねぇ
トロピカる部

あれ?5つある
それじゃあ私が食べる
はーーーーー、写真まで綺麗に消えてる徹底っぷり、嫌になります。本当に解決手段がない。
あまりの絶望感に、初見の時はこのまま記憶戻らなかったら「トロプリは基本的に好きだけど苦手な作品」とまで言い張るつもりでした。
記憶消去回避

くるるん?
いつの間にか持っててなんか気になるの
ローラが女王候補の証(たぶん)つけてる!
記憶があるのか無いのかさえわからない、くるるんがちょっとした癒やしポイントでした。
指輪が消えたのはプリキュアアイテムだから置いといて、「譲渡された物」「自分で書いた文字」は消えないみたいですね。
「まなつ」とか書いたら消えちゃっていたんでしょうけど、うまくグランオーシャン外の勢力「魔女」を使うことで回避しています、さすがローラ…!

“むかえに行くこと!”
対するまなつも、ハートの形をした岩を使うことで消えるのを回避しています。
偶然というよりかは、ローラとまなつで相談して決めていたのかもしれません。偶然だったらもっとアツいけど!
いつもの雑なまなつ絵じゃなくてちょっと丁寧なので、まなつの真剣さが伝わってきます。
再会

私の名前は…
あなたは私を知らないのね
ローラのがっかりした視線にすれ違う自己紹介、緊張しすぎて息さえ忘れてしまいます。
名前を聞くのを遮ってしまったので、名前を聞いて思い出すルートが取れなくて、このまま別れちゃったらどうしよう…とやたらビクビクしていたのを覚えています。

あっ!私のリップ!なんでローラが持ってるの?
へっ?
なんでまなつが私の名前を知ってんのよ!
へっ?
もう最高、最高です。
名前を聞かなくて逆に良かったと思える、文句なしの展開で感無量です。

トロピカってる~!
この感情を表す言葉はもう「トロピカってる」以外ないです。もう一片の文句もないです。
今まで撮りためてきたシャボンピクチャーをしっかり描写してくれて、まなつとローラが出逢った場所でもう一度出逢い、装置も壊れてもう問題全部放り投げてハッピーエンド!!
私、トロプリ大好きです。
エンディング
トロピカる部

皆との再会!何が素晴らしいって、お別れしていた期間が卒業式~春(新入部員の様子から)なので、多く見積もっても2ヶ月くらいしか時間が経ってないんですよね。
これが5年とか、10年とか、なんなら再会できないとか(過去シリーズを横目で見ながら)ではなくて本当に感謝しています。
まぁトロプリだもんね!こういう展開だよね!…と今だからこそ言えますが、放送前はめーっちゃビクビクしていました。
さんご

さんごは本格的にお店のお手伝いを始めたみたいです。
手前のお客さんはオーディションでメイクしてあげた子…な気がします。
モデル界で活躍してもらって、その背中をさんごがまた押して上げられると最高ですね!
一之瀬みのり

みのりん先輩~!スランプ脱却してお話を書けるようになったみたいでなによりです。
ここでまず気になったのは「指輪が戻ってる!!」というところ。これでプリキュアに変身もできますし、本当に何の問題もありませんね。
あとは…まぁ、鉛筆の太さですかね、あまりに話題になりすぎたせいでキャラデザの中谷さんから答えが発表されちゃいました。
「太い鉛筆は折れない心」だそうです、落として折ってしまったあの頃とは違うんだぞ!ってことですね、素敵。
こういうのはファンの間で色々考えて辿り着きたかったなぁ、ちょっと残念。
滝沢あすか

入学すぐのはずなのに早速監督に意見しているのは、まぁあすか先輩らしいですね!
白鳥先輩も苦労しそうで(楽しそうで)なによりです。
もっとトロピカる部

新入部員がいっぱい~!しかも部活名は「もっとトロピカる部」に変更。
自分たちで部室を増設するという考えがあまりにダイナミック(でも危ないので命綱くらいつけてほしい)な発想はまなつの行動力あってのものですね。
学年的にはみのりん先輩が部長になるはずですが、みのりん先輩のことですから「私はパス、裏方なら任せて」な感じで、まなつが部長やっているんじゃないかなーって思っています。
まぁ去年も実質部長だったし、やっていけるでしょう!まだまだ、まなつ達の「トロピカる今」を盛り上げてほしいです。
あとまわし陣営
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
わー!わー!あとまわし陣営まで描いてくれて本当にありがとうございます!
後ろの瓦礫を見るに魔女の館にそのまま住んでいるようで、いずれ再建とかされそうで楽しみですね。
バトラーはともかく、皆元気そうで何よりです。
ローラ

ローラが!先生になって!人間のこと教えてる!!
女王様も温かく見守ってくださっているわけですが、この様子を見るに「女王様はローラが人間の記憶を持つことを容認した」ということです。
ここで実はひっかかっていたことがひとつ。
女王様は第45話で「また違うどこかの海に旅立つ」って言っていましたよね?
でも、ローラが気軽にまなつに会いに行けたことから、グランオーシャンはあまり移動していない、もしくは移動していないことになります。
…と考え始めると、女王様は実はいい人だったのでは説が有力になってきました。
まず、ローラに急な決定を迫ったのは「女王になるための覚悟を確かめるため」でしょう、違う海に旅立つというのが本当ではなかったことからわかります。
次に、ローラが人間界に行くのを許可したことから、記憶を取り戻そうとするのは止めないと決めていたことがわかります。
最後に、ローラが記憶を取り戻したら次期女王の決定は「忘れない」ということを尊重して記憶消去装置を破壊する。
…私の予想ではあの装置を作ったのは現女王のメルジーヌなのでこういう話になります。
私自身これですっごく納得しているので、私の中だけでもこういう話にします!トロプリに悪い人はいない!!
バトンタッチムービー?
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第46話本放送より引用
ゆいちゃんの今一番大事なことをやって~!
直接な「さようなら」ではなく、服でいい感じに伝えてくれているので寂しさが薄れてありがたいです。

犬のフン踏んじゃった
最後になんてものぶち込んでくるですか!!
どうやらこれを入れたのはシリーズディレクターの土田さんみたいで、なんか…らしいなーって思っちゃいました。
エンドカード

いちねんかんありがとう!
こちらこそありがとうございます!!
笑いと感動のバランス感覚、物語のテンポの良さ、しっかりとした伏線と脚本…めちゃくちゃ私好みの作品で、1年間本当に楽しく視聴することができました。
終盤こそヒヤヒヤしましたが、最後はやっぱりトロピカル~ジュ!プリキュアらしい終わり方で安心しました。
最終回で笑いと感動のジェットコースターをしたせいか、歴代プリキュアの中でなぜかロスが少なくて驚いています。めっちゃ好きな作品なのでもっと引きずると思ってたのに(まぁ、これからかもしれませんが)。
また土田さんのプリキュア観たいな~って思わせてくれる楽しいシリーズでした。
トロプリに関わったすべての皆様、1年間、素敵な作品をありがとうございました!!
バトンタッチ
トロプリを観てプリキュアを好きになってくださった方、ぜひトロプリの後輩になる「デリシャスパーティ♡プリキュア」も観てみてください。
最初は、まなつ達の後輩も応援してあげようかなーみたいな軽い気持ちで問題ないと思います。はまってしまったらそれはそれ、好きなプリキュアが1チーム増えるだけです。
トロプリより明るい…はちょっと難しそうな気がしますが、楽しい雰囲気ではありそうです。美味しそうにご飯を食べるプリキュアは最高!