トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話
「やる気大決戦!輝け!トロピカルパラダイス!」
アバンタイトル
書き置き
でも今は…信じるしかない
しっかり書き置きを残しているローラ偉いです…って、下の絵ってグンバイヒルガオじゃないですか!?アツい。
43話でそれぞれ家に一度帰宅して状況を確認しているので、その時に残したものでしょう。
まなつを絶対に助ける!という意思を持って書いていたんだろうな、って想像するとそれだけで涙目になります。
さんご、みのり、あすかが「私の家もダメ」と言っている中、ローラだけは何も言っていなかったので、まなつママは不在だったと思われます。
無事な人
大丈夫、きっとあすか達が…
あおぞら市在住でやる気パワーを奪われていない人いたんですね!
やる気のあるメンバー(この言い方面白いですね)はまなつママ、水族館の館長さん、生徒会メンバー、風紀委員長。
これだ!っていう共通点が見当たらないので、偶然かなーなんて思っています。
緊急事態なので(旧生徒会長の)白鳥百合子が指揮を執っているのが細かい注目ポイント。
前半パート
コワスンダー
かつて魔女様が作った破壊のしもべですよ
数百年前のアイテムを、ここぞという時のためにずっと持っていたバトラーのやる気は相当なものですね。
ファンシーな見た目なのであまり驚異に感じませんが、ヤラネーダは「やる気パワーを吸い取るためのもの」なのに対して、コワスンダーは「対象を破壊するためのもの」という物騒な代物なのを忘れてはいけません。
チョンギーレ達が負傷していたのも、こういった理由があってのものだと思います。
コワスンダーの見た目どこかで見覚えあるなー…って薄い記憶を頼りに調べてみたら宇宙戦争に出てくる侵略者?でした。結構似ているので気になった方は画像検索してみてください。
同僚として
やめとけバトラー、もうやめとけよ
魔女様はそんなこと望んでないと思うわ
そうだよ!
あおぞら市の住民とは違って「もともと取られるほどやる気をなかった」という面白すぎます。
あとまわし陣営らしい理由で無事なので笑っちゃいました。こういうところ好き。
騙されて利用された上に裏切られたわけですから恨みを買ってもおかしくありません。
それでも「目の前の敵」ではなく「同僚のバトラー」対して冷静に「もうやめとけよ」って言えるチョンギーレ達が大人すぎます。
裏切るなんてズルいことは大人のすることですよ?…エルダちゃんはずっと子どもでいたいんでしょ?
でもこれが、今一番エルダのやりたいことだから!
バトラーは基本的にエルダ「さん」呼びで、どうしても動いてほしい時だけ下手に出てエルダ「ちゃん」呼びをしていました。
些細なことですが、エルダ達にプリキュア側についてほしくない…そんな気持ちが見え隠れしていると思います。
まぁ、いいでしょう。どうせ世界は滅びてしまうのですから
いいの!?って叫んじゃいました。
本当に世界を滅ぼすのならプリキュアを倒すのは最優先、増援が見込めない海底でプリキュア側に味方が増えるのはラスボス的に良くない展開です。
「どうせ滅びるから」なんて言葉でカモフラージュしていましたが、バトラーは長年(たぶん)一緒に働いたこの3人と戦いたくなかったんじゃないかな、なんて思います。
世界を滅ぼしたいけど、争いたくない友人もいる…あとまわしの魔女と同じですね。
今日の名乗り口上
絶対負けない!トロピカル~ジュ!プリキュア!
最終決戦仕様の変身バンク!
もう変身バンクを見る回数も残り少ないよね…なんて思いながら見ていたら、いつもより表情がキリッとしていて驚きました。
負けたら世界の滅びっていう圧倒的バッドエンドですから、最終決戦らしい名乗りです。
あとまわし陣営の加勢
かったりぃが今日のところはしょうがねぇ
こいつらは任せて!
ほんと面倒だけど…
格好良すぎる…!
どこがやる気ないんですか!!って思えるくらい最高のタイミングでの加勢&共闘で、こういうのが見たかった…をまとめて味わってお腹いっぱいです。
3人の戦闘モーションがオープニング映像を意識していて、1話の頃から「プリキュアと戦ってるんだなー」と思いながら見ていた映像が、実はプリキュアと共闘していた…?と考えるとめちゃくちゃ感慨深いです。
戦闘作画の話
あとまわし陣営の加勢あたりから作画の雰囲気がガラッと変わって、そこかしこで話題になっていますがプリキュアファン的には「待ってました、芳山優さん!!」という感じですね。
記憶に新しいところだとトロプリ29話、あとはフラミンゴのバンクとか、印象深いのはスタプリのセレーネ回とかですね。
相変わらず、やり過ぎじゃない…?って思うほどプリキュアっぽくない作画(褒め言葉です)で惚れ惚れします。
作画カロリー的なものなのか、コマ送りっぽかったのがちょっとだけ残念でしたが、一時停止しまくって楽しませていただきました。
圧倒的な力
一筋の光も届かない、暗い海の底で朽ち果てるがいい
技が効かない…!パート。
今までトロプリチームを守ってきた、最近強化もされたペケシールド4連が容易く破られるほどですから、とんでもない力量差を感じられます。
一応個人技もそれぞれ撃ちますが、マリンビートダイナミックが効かない時点で牽制技にしかなりませんよねー…って、パパイアショットのバンク途中に殴るのだけはやめたげて!
プリキュアの大切なもの
真っ暗だ…みんなは?
ここにいるよ
めちゃくちゃシリアスな雰囲気なのにパパイアの一発芸をぶち込んでくる胆力、場を和ませた後にしっかり次の会話に繋がる計画力、トロプリらしくて本当に大好きです。
みんなで目一杯トロピカれる町を取り戻す!
それがわたしたちの…「「「「「今一番大事なこと!」」」」」
最終決戦中の日常を大切にする会話からの大逆転!
何度見ても飽きませんし、こういう展開や心のあり方がプリキュアシリーズを支えているよねってしみじみ思います。
トロプリの「今、一番大事なことをやろう!」というテーマも合わさり最強に見える。
サマーが立ち上がる時にしている動作「跳ね起き」って呼ぶみたいです。
この「跳ね起き」はまなつがトロプリ1話で初めてヤラネーダに対峙して、プリキュアに変身する直前にもやっていました。
いろいろな成長をしてきた彼女たちですが、1話から芯の部分は変わっていないんだよ、と言っているようで本当に胸が熱くなります。
スーパートロピカルパラダイス
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話本放送より引用
5つの力、世界にドカンとトロピカれ!
フィーバー!!
プリキュア!スーパートロピカルパラダイス!
ゾウとジンベエザメが増殖し始めたあたりから怪しいな…と思い始めましたが、やってくれましたねトロピカル~ジュ!プリキュア!!
サブタイトルにもあるので大地のリングと海のリングの合体技があることは想定内でしたが、誰がこんなふざけた技(褒め言葉)だと予想できたでしょうか。
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話本放送より引用
ハイハイハイハイ、ハイハイハイハイ、ハイハイハイハイ…ハイィ!
「フィーバー!」まではまだ普通の技バンクで通せますが、ハイハイ…からはもう完全にふざけてます。
何度見ても笑いますこんなの!ハイィ!じゃないよ!
前回あんなにしんみりと「また会いましょう、キュアオアシス…」って言ってお別れしたのに、最速で、しかもこんな雰囲気で再会することになるとは思わないじゃないですか!
キュアオアシスの名誉のために書いておくのですが、クレジット名称が「トロピカルパラダイス」なので、あれはキュアオアシス本人ではなく「トロプリチームが思い描く伝説のプリキュア」だということをお忘れなく。
あとまわし陣営
もういいだろバトラー
次の仕事を探しましょう
あとまわし陣営、温かすぎませんか…?
だって、騙され利用され裏切られ、あげく戦って負傷までして、かける言葉が「もういいだろ」「次の仕事探そう」ですよ?
トロプリに悪役なんていなかったんだな、って本当に実感させられます。
負傷したあとまわし陣営が痛々しいです。
エルダが無傷なのはチョンギーレとヌメリーが守ってあげたからなんだろうな…って考えると胸が熱くなります。
怪我が気になる…ということでちょっと調べてみたら
- カニ、エビは損傷した目、足やハサミを再生する能力がある
- ナマコに至っては半分に切っても再生して2匹になる
という結果が出てきて、自然界の再生能力って物凄いんだな…と実感させられました。
チョンギーレ達も時間をかけて再生して、新しい職場を探すことでしょう。良かった!
今更ですが、再生能力が凄いからヌメリーさんはお医者さんだったのかもですね。
くるるん
おるすばんくるるん、かわいい。
皆が心配で食べ物が喉を通らない…わけではなく、置いてあった貝がらクッキーを食べ尽くしているあたり、くるるんらしくて好きです。
やる気パワーカムバック
やる気パワー、ウルトラスーパーアメイジングカムバック!
格好つけたくて頑張っているけど、いい感じに子供っぽいネーミングのラメール可愛いですね!
そんなのあり!?って感じですが、アクアポットは強化ではなく修理と言っていたので、もともと愚者の棺からもやる気パワーをカムバックできる能力を持っていたみたいです。
よーし!ふんばるわよ!
1話から「やる気パワーカムバック!」はローラの役割でした。
直近のハロウィン回ではトラブルもあり「私にしかできないの」と言っていたところを、今回は皆の手で支えてあげているのが印象深く、本当に感慨深いです。
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第45話本放送より引用
グランオーシャンが!復活した!
あおぞら市の皆とグランオーシャンのやる気が無事戻りました、おめでとう!
個人的に一番嬉しかったのは、トロプリの戦闘で唯一やる気パワーカムバックされていなかった「第16話の漁師さん」の描写があったところです。
スタッフさん達も忘れていなかったんだ…!ってめちゃくちゃ嬉しくなりました。
あとまわし陣営とのお別れ
てか、なんだ…いろいろ迷惑かけてすまなかったな
ごめんね~
バイバーイ
ほげ~…
しおしおになったバトラーの世話は大変でしょうし、本体もグランオーシャンに任せるのが一番楽なのは間違いありません。
それなのに「やる気のない(はずの)あとまわし陣営の3人」がしおしおバトラーの世話を買って出るところが、今でもバトラーを「大切な同僚、なんなら友達」として見ていることが分かって涙目になります。
敵対しあっていましたが、全てが判明した今は普通に接しあえてお別れが言えるって最高ですね。
エルダの元気な「バイバーイ!」と手をふるサマーだけでいろいろ想像が膨らみますね!
一件落着
終わったな、これで一件落着だ
まだ終わってないわよ
そうだよ!早く戻って準備しよう!
プリキュア活動はおまけで、今はトロフェスを成功させることが一番大事!なのがよーくわかるやり取り、こういう細かいところ入れるのが本当にうまいなぁ…って思います。
後半パート
劇のラストシーン
悩んでたラストシーンはもういいんですか?
うん、今のまま皆仲良くいつまでも一緒に暮らしましたって終わり方で行こうと思う
いつまでも一緒に…と言っているところに流れる風景が「トロピカる部での思い出」で、楽しい日々はいつか過ぎ去ることを表しているようで見ていて辛いです。考えすぎかも…?
トロフェス準備
前日でもわちゃわちゃしていて、文化祭っぽくて楽しいです。
参加候補に載っていなかったオカルト部なんかも出てきたので、日々参加する部活が増えていることも分かります。盛り上がってますねー!
先輩のお父さんが明日の天気をなんとしても晴れにしてみせるって!
下でもめてます!
後半パートで一番笑ったところです。
あすかパパが学校に乗り込んできている時点で面白いのに、それを解決しにいくあすかが小道具の大剣を持っていくんですよね。
大剣持った娘にが迫ってくるって最高に面白い絵面です、見たかった…。
白鳥百合子
あすか達が世界を救ってくれたの?
…そんなわけないだろ
ふーん…
お互い「わかっている」会話のように感じてニヤニヤしちゃいますね。
百合子側から「私になら教えてくれてもいいんじゃない?」って圧を少し感じるのもまた良きです。
差し入れ
みんなー!
差し入れよー!
私が記事感想で何回も何回も書いていた「保護者同士の絡みが見たい!」がとうとう回収されたので嬉しい限りです。
この2人は授業参観の時に後ろで話していた描写が少しだけあるので、それから親交があったんでしょうね…!
これからも家族共々よろしくお願いいたします!!
先輩
でも、また新入部員が入ってくるさ
ハッ!そしたら私も先輩!?
頼んだぞ、まなつ先輩
お別れという物悲しい要素もありつつ、未来に目を向けて笑い合う微笑ましい会話ですね。
リアルな話ですと、今回は春映画が無いのでトロプリチームが「先輩」呼びされるのは随分先のことなんだろうなーって思うと少し寂しいです。
宿泊
学校でお泊り、青春していますね!
とりあえず桜川先生の寝袋チョイスが謎すぎて笑えますが、5人が寝ている並び順が最終決戦中に海底に落ちた時と同じなのに気付くと、途端に涙目になりました。
うーもう食べられない、こうなったら…プリキュア…トロピカルチェンジ…
まなつの寝言、最初は何を言ってるのかよくわからなかったのですがよく聞いてみたらこれ。
ご飯(?)をもっと食べるためにプリキュアに変身する夢を見ているようで、楽しそうでなによりって感じです。
グランオーシャン
グランオーシャンはこれから新しい海に旅立ちます。また違うどこかの海へ、その出発の日が明日なのです。
正式に次期女王に指名します…決心がついたら明日の出発までにここに戻ってきなさい。もしあなたがこのまま人間の世界で友達と一緒に暮らしたいならそれも構いません。
女王の座を辞退して、ずっと人間の世界にとどまるのも良いでしょう。
ローラ、決めるのはあなたです。
今までは(自称)女王候補でしたが、晴れて本物の女王候補。
夢が近くなった上に時間制限付き…グランオーシャンを治めている女王ですから何か考えがあるんでしょうけど、もう少しローラの気持ちを考えてくれても良いんじゃないのって思います。
うーーーーーーん…あえて言います、記憶消す設定必要でしたか!!!?
記憶消す設定が無ければ、ローラは無事女王になり後で再会っていう展開にもできます。
でもこれだと、本当に「まなつ達との関係」「自分の夢」のどちらかを選ばなければなりません。
なんでそういうことするの…。
個人的な願望だと、もちろんローラには両取りしてほしいです。
地上の学校にも通いつつ、時々グランオーシャンに帰って女王候補としての訓練を受ける…まなつ達と一緒にゆっくり成長していく最高のコースじゃないですか!
これ以外全部嫌!って言いたくなるレベルで、こうなってほしいです。
でも、女王様が言っていたとおり「決めるのはローラ」なので、私はローラが選んだ答えを応援してあげたいと思っています(と自己暗示かけてます)。
話の流れ上、ローラの答えが聞けるのは劇のラストシーン。ここしかありません。
まだ全く心の準備ができていなくて、最終回をあとまわしにしたい気持ちでいっぱいですが、あとまわしの魔女と同じように決心は一生つかない気がするので腹をくくって最終回を楽しみたいと思います。
次回予告
もう見届けるしかない、ただただトロプリらしい最終回であってほしい…!