【ヒープリ第38話のネタバレがあります。ご注意ください。】
ヒーリングっど♥プリキュア 第38話
「女将?ハイジャン? 揺れるちゆの心!」
日常パート
新聞の記事
大騒ぎしないで、新聞にちょっと載せてもらっただけなんだから
新聞にちょっと載せてもらっただけって!いやいや、結構すごい事だと思いますよ。
あえてちゆが控えめな発言をしているのは、話題になりすぎて学校や親戚、さらには町の人やお客様からも反応をもらうからではないでしょうか。そんなに大騒ぎしないで~は割と本心だと思います。
女将の仕事をやりたいんだ
いいかもしれないな、ちゆにはハイジャンプの才能がある
とうじが割と突拍子もない発言をして最初はみんな驚いていましたが、無理と決めつけずに柔軟に対応した沢泉家は、子供たちにとって良い環境だなーと感じました。
お姉ちゃんが成功している事に対して羨ましい、悔しいといった感情ではなく、自分の事かのように喜んでいるとうじが純粋で可愛いです。
旅館のことは気にしなくていいのよ
人生は一度きり。後悔のないようにしたらいいわ
ちゆが「世界を目指す」と言い出した時から、周りは「陸上を優先する」と言われた時の事を考えていたんでしょうね。今回のきっかけがとうじだっただけで、もしかしたら事前に家族全員(子供抜き)で話し合っていたのかもしれません。
ちゆ的には、旅館の仕事をやめる気が全くなかっただけに、周りの好意に押されて混乱しちゃってる感じですね。
グアイワル
俺の一番は…この俺だ。たとえキングビョーゲンだろうと俺の前には立たせんぞ!
言ってることは察するけど、いかんせん頭悪そーな言い回しがすごく好きです。
ダルイゼン(33話)に引き続き、グアイワルもキングビョーゲンの支配を逃れて自立しそうな事を言い出しましたね。シンドイーネは…キングビョーゲン様ラブなので離れる事はなさそうですが。
確かに最近キングビョーゲンは顔を見せていなくて、今回不思議なカメラの引き方をしていたのも、キングビョーゲン不在を表現するためだったのかなと思っています。
ちゆの日常
これからは、ハイジャンに専念してみるわ
今日のちゆちー調子悪いね
ベンチのシーン、部屋のシーンと今回は俯瞰のシーンが目立つなぁと思いました。
というものの、どういう意図があるのかまでは辿りつけませんでした。単純にペギタンが上から見下ろす形が多かったからなのかな…。
とうじ、今日もお手伝いを?
無理しないで!
冒頭でとうじは「今度のお休み手伝う」と言っていましたが、ちゆ達の授業があった事から今日は平日のはずです。待ちきれずに平日お手伝いを始めたんでしょう、ちゆが「とうじが張り切っている」と表現するのもうなずけます。
とうじの張り切る理由を聞いて、旅館の仕事を押し付けてしまっているわけではないと安心する反面、旅館から必要とされていない寂しさも感じた複雑な笑顔が印象的でした。
川井さんの言葉を聞いてますます寂しさを感じたのか画面が斜めぎみになる演出も素敵です。
ニャトラン
旅館のほうがなくなっちゃったから、ハートのバランスが悪くなっちゃったって事だな
ニャトランの解説がわかりやすすぎてのどか達と一緒に「おぉ~!」って言っちゃいました。大人や察しの良い子には十分伝わっているかと思いますが、こういうわかりやすさは大切だなと思います。
ひなたのお姉さんはトリマーとカフェを両立している、でも両方家でできる事だから…っていう視点は確かにわかります。でも、ひなたのお姉さんも色々迷った結果、両立できるようにキッチンカーっていう形にしたんじゃないかなーと思っています。
限界突破
自分で無理だと思ってる事を、頑張って乗り越えるってことかな
今の自分よりもっとすごい自分になるって感じじゃない?
限界突破!懐かしいですねー。そこに気付かせようとするラテ様の聡明さには驚かされるばかりです。
「限界突破」についての説明が、のどか、ひなたの2パターンありましたが、どちらも違ったわかりやすさがあって丁寧だなと感じました。見ている子達もきっと理解できたと思います。
海とちゆ
ハイジャンで世界に行きたーい!
でも、旅館も好きー!僕、ちゆがどうしたらいいかわかったペエ
ペギタンが来てくれた時の、ちゆの嬉しそうな、安心したような顔が印象的です。ついてこなくていい、って言われても来てくれたらそりゃ嬉しいですよ!ペギタンやりますね、このこのー!
戦闘シーン
ギガビョーゲン
砂でサーフィンなんてできるわけ…いやできるのかも?なーんて思って調べてみたら、サンドボードとか言って砂漠でサーフィンするスポーツがあるらしいです。初めて知りました。
一途な思い
この一途な思いがあってこそ、キングビョーゲン様の愛をつかめるのよ
一途な思いには敵わない…ハイジャンと旅館どっちつかずで
両方好きなんだからどっちもやっちゃえばいいペエ!
シンドイーネは確かに「一途」ですね、考えようによってはダルイゼンもそうですが…。
ちゆ視点の敵わない、は「ハイジャンに一途な高美ツバサ」「女将に一途なとうじ」ですね。ツバサからの手紙もありましたし伏線もバッチリです。
全部頑張ってたちゆなら絶対できるペエ。それでもまだ勇気が足りないなら僕のを分けてあげるペエ
私、やりたいこと全部やる!どっちも大切で、大好きなんだもの!
でました!プリキュアシリーズで何度か描かれてきた「やりたい事のどっちを選ぶか問題」それぞれ選ぶ答えが違くていつもハラハラしながら観ているんですよね。
現実問題、やりたい事を全部やる!は難しいでしょう。ちゆの言う通りどっちつかずになる可能性は高いですし、一途な思いには敵いにくいのも確かです。それでも、私は「あえて選ばず、全部やる」答えが一番好きです。
なぜかというと、プリキュアを視聴している子供たちの可能性はこれから分岐のしようがいくらでもありますし、悩んでどちらかを切るくらいなら両方やっちゃってほしいという考えがあるからです。
もちろん、現実で難しいからこそ物語の世界では両取りしてほしいという気持ちが全くないわけではありません。というか個人的にはこちらの理由のほうが強いかもしれないです。
勇気をありがとう、ペギタン
前にちゆから沢山もらったのが、ちょっと余ったペエ
3話で、ちゆがペギタンに分けた勇気がここで返ってくる展開が綺麗すぎて涙目になりました。ペギタン…ペギタン見直したよ、こういう格好良いところが観たかったわけよ。
決意を新たにしたフォンテーヌがめっちゃ強くなってシンドイーネを圧倒する様は、思いが力になるプリキュアシリーズの華ですね。めーっちゃアツい。
あ、拾いたかったのでちょろっと書くのですが、アースのパルテノンキック最高でした。
エピローグ
欲張りだけど、でも私どっちも諦めたくないの
でも、それがちゆの出した答えなら全力で頑張りなさい
どっちが女将になるか、勝負よ
自分の進みたい道がわかった後の、ちゆの生き生きとした様子が声からバリバリ伝わってきますね。ちゆの調子が悪い事はみんな気付いていたと思うので、この様子を見て安心したと思います。
とうじとの女将勝負なんかも始めちゃって、もうすべて丸く収まる一番好きな展開で私はにっこりです。
次期プリキュア
さて、とうとう次期プリキュアの詳しい情報が発表されましたね。
一応ここでは名前とかキャラクターについては触れませんので、気になる方は公式ページをどうぞ。
ヒープリに関わる事として「次期プリキュアの放送開始日」が公開されました。となると逆算してヒープリの残り話数がわかるわけですが、残り7話です。あれ、そう考えると次回のビョーゲンキングダム乗り込みってちょっと早くない…?
次回予告
流石に、こんな軽いノリで敵の本拠地に乗り込んでいいの!?と思いました。
でも、もうサクッと倒して日常回いっぱいやってもらっても一向に構わないと思ってます。散々シリアスやったもんね。