トロピカル~ジュ!プリキュア 第9話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第9話
「メイクは魔法?映画でトロピカる!」
日常パート
映画出演!
というわけで、今度の部活は映画出演!
映画って、この前テレビってので見たようなやつよね
既にローラが映画を知っていることに驚きです。
本編に映されている時以外でもトロプリの時間は進んでいて、ローラがどんどん人間界の文化に触れているって事が想像できるのでこういう細かいところ大好きです。
お約束どおり最初は驚いたり、不思議がったりするんでしょうけど、慣れてきたらテレビに映ってる芸能人相手に「ニンゲンのくせに生意気だわ!」とか言ってそう。
なんか1人で家にいる時にはずっとテレビ見てそうなイメージですが、お菓子と飲み物を並べて、横になって半分眠そうにテレビ見てる姿が容易に想像できる女王候補ってどうなんですかローラさん。
私、映画の現場とかスタッフさんにちょっと興味があって、一度見てみたいなぁって
3話を思い起こさせる、めちゃくちゃ良い展開だと感じました。
出演したいまなつとローラ、全く乗り気じゃないみのりとあすか、いわば2つのグループが出来ていたわけです。
以前のさんごなら、「出てみたいけど、やっぱり恥ずかしいよね」みたいな中立を選びそうなところですが、どちらでもない「裏方にも興味がある」をはっきり伝えることができていて成長を実感します。
山辺ゆな
こんにちはー!あおぞら中に、なんか用?
知らない人から急にそんなテンションで話しかけられたら、そりゃ誰でも驚いて逃げるよねって感じです。
私だったらめっちゃビクゥッってする自信あります。
癒やし系じゃない、キツい感じの役?
主演の子をいじめる、悪役のお嬢様なんです
初対面のゆなちゃんはまだしも、みのりがあすかを暗に「キツい感じ」って言ったのにはちょっと笑っちゃいました。いや確かに傍から見たらそうなんだけど。
まぁこんな風に遠慮なく言えるほどには「キツい」と思ってないのが伝わってくるので、これもまた良きです。
デレラちゃん
シンデレラをテーマにした新しいコスメが出るの。そのキャンペーン用
そうなんだ、かわいいー!
かわいいー…かな?目を引くのは間違いなさそう。
さらっと出された「メイクは王子様のためじゃない」って面白そうなコンセプト、掘り下げれば何話かできそうな気がしますが、視聴者層を考えるとあんまりプリキュアっぽい題材ではないと思うので、あんまり触れないのかもです。
近年のプリキュア傾向的に、今後そういった話が出て来てもおかしくはないのかなって感じはしますが、まぁその時はその時考えましょー。
涼村みゆき
今度の映画で、ゆなさんのメイクを担当する、涼村みゆきです
みゆきさん超かっこいい!めっちゃトロピカってます!
まなつの「トロピカる」特に驚くことなく流しているあたり、さんごから色々と伝わっているんでしょうね。
お母さんに「それでまなつが、トロピカってるーってね」って楽しそうに話しているさんごを想像すると、その光景がもう幸せすぎてもう涙目になります。
そういう時こそメイクだよ!…うりゃーって気合が入って、絶対うまくいくよ!
えっと…
でたー!まなつのメイクすればなんとかなるよ論!まなつの中では揺るがない事実なんでしょうけどねー。
あえて本職のみゆきさんに話を振り、ここで肯定しなかったことが、後半の格好いい言葉に繋がっていて、盛り上がりに拍車をかけています。トロプリはこういう下準備がすごい!
今回の話で、メイクの立ち位置についてしっかり描かれたので、まなつが提唱する「メイクすれば無条件でトロピカる!」で押し切るような、そんな単純な話にするつもりはないって事がわかりやすく示されたと思います。
まなつ自身も今回の一件でメイクに対する考え方がちょっと変わったりしたのかな?気になるところです。
とりまく人々
個人的に結構注目してる公式ページの「とりまく人々」について。
2話の感想で「涼村みゆきさんが追加されてない、なんで!!」って大騒ぎしましたが、とうとう追加されていました!
追加された姿を見てみると、いわゆる「お仕事モード」の姿だったので、トロプリのモチーフである「メイク」を際立たせるために、ここまで引っ張ったんじゃないかなって思っています。
ゆなちゃんの応援
私達が手伝うよ!…トロピカる部でゆなちゃんの応援しよう!
絶対「トロピカる部ってなに?」って思ってるはずですが、そちらに思考を割く余裕がないくらい悩んでるのかなって解釈をしました。
まなつの「応援」っていう言葉選びもすごく自然に入ってきて、ゆなちゃんも提案に乗りやすかったと思います。
単純に言葉に表すなら「稽古の手伝い」あたりが妥当ですもんね。
まずはあすか先生に、ガンのつけかたを習います
ガンつけまなつの表情がめっちゃ好き。
それぞれ思いついた事を全部やるのがトロピカる部なので、ちょっとズレてる特訓が多くて、見ている分には面白いです。体力とかほぼ関係なさそう。
付き合わされているゆなちゃんが少し気の毒ですが、いい気分転換にはなっているのかもしれませんね。
本を読むシーンで、さんごがシンデレラの本を読んでいて、後々の展開にしっかり繋がってくるのも注目ポイントです。
いっそ、プリキュアになってもらえば!?ガラッと変身できるんじゃない?
長く放送しているシリーズですから例外な子はもちろんいますが、プリキュアって「変わる」って言うより「うちに秘めている本当の自分」が変身によって前面に押し出されるって言った方がしっくり来ると思うんです。
今作で言うと「キャラデザが発表された時のキュアパパイア」と「4話放送後のキュアパパイア」の違いって言うとわかりやすいでしょうか。
視聴者側からすると、それを知っているので「そうじゃないよね~」って感じなのですが、プリキュア本人であるまなつはそれを実感していない、っていう絶妙なすれ違いが面白いポイントでした。
サンプル配り
この陽気で、ずっとこれ着てサンプル配るのとか軽い悪夢だけど
みゆきさんがそれ着るんですか!?だったら…
私がやっていい?
相手が家族という話しやすい環境だったとはいえ、まなつの「だったら私が…」を遮って立候補する行動、めちゃくちゃすごいと思います。
友達の言葉に遮られて意見を変えてしまった3話の出来事が遠い昔のようです。
ずいぶん積極的なんですね…私に似た雰囲気を感じてたので
みんなに嫌われないように、自分の好みをはっきり言うのもためらうような子だったわ
たぶん、部活のお友達と出逢ったからね
涙目になりながら聞いてました。
(おそらく)1番近くで接している家族が「変わった」というなら、結構な変化があったってことだと思います。
「トロピカる部」とかいう得体のしれない部活に入部したこともあり、娘の動向に注目していた線も否定はできませんが、もしそうだったとしても、この何日間かで、どういう部活なのかを間近で見られて安心できたんじゃないでしょうか。
さんごは変わったんじゃなくて、もっとトロピカれるようになっただけなんです
いつもまなつは…まっしぐらで、それに私達も引っ張られてるんです
気付いたら、つられて一歩踏み出してる。さんごもきっとそう
まなつ語録を一般の人にわかるよう部員達が説明してる図、って感じでちょっと笑えました。
というか、私的にも今回のような解説?がないと「変わったんじゃなくてトロピカれるようになった」をうまく解釈する自信が無いので助かります。
無鉄砲は、まなつの担当だろ
そうそう!
まなつが無鉄砲担当を自覚してるのに笑いました。わかっててやってるのね!
やってみたい一心で踏み出してみた、さんごデレラちゃん。まなつ達がそれぞれサンプルの在庫を取りに来ている事から、客引きは好調だったと考えられます。
うまく出来ていた事もあり、張り切りすぎちゃったんでしょうね。
シンデレラ
魔法使いのおばあさんから、シンデレラが貰った一番の物はなんだったんだろうって
舞踏会に出て、自分の新しい運命を切り開く、そのための勇気だったんじゃないかって
めーっちゃ良いこという。
小さい頃に読んだ絵本を読み返したら、当時と違った見方に気付いて感動するって流れ、私も経験あるのですごく共感できます。
ガラスの靴やドレスは、シンデレラの勇気の後押しっていう考えと、今回のメイクの話が綺麗に噛み合っていて、この流れ考えた方天才だなと思いました。
似合うとか、似合わないとか…そんなの、どうでもいい。
一歩、踏み出す!
さんごがまなつにつられて一歩踏み出せたように、今度はさんごにつられてゆなちゃんが踏み出せるっていう良い連鎖が続いていくのが最高です。
ふっきれた後はトントン拍子で進んでいったので、自力はあったけど本当にあと一歩が踏み出せない、そんな状況だったみたいですね。
トロプリの皆も、メイクをして一歩踏み出せたわけではなくて、一歩踏み出したからメイクで変身できたわけなので「メイクは背中を押すほんのちょっとのお手伝い」っていう考えが一貫されていると感じます。
本番前
私にできるのは、皆がなりたい自分になる、そのほんのちょっとのお手伝いだけ
ガラスの靴は、私達があげる。踊るのはあなたよ、シンデレラ
なんかもう、あまりに格好良すぎて、感嘆のため息がでちゃいました。
その「ほんのちょっと」が痺れるほど格好良いんですよ!本当にプロって言葉が似合います。
こんな事言われたら役者側は絶対スイッチ入っちゃいますし、見てるさんごも将来の目標決まっちゃうんじゃないの?って思いました。
戦闘シーン
照明ヤラネーダ
あんなの撮影予定にあったか!?
知るか!とにかくカメラ回すぞ
よく分からないけど、とにかくカメラ回そう!ってなるやる気すごい。
そうそう、今回の掛け声は「エキストラだよ!トロピカル~ジュ!プリキュア!」とまぁ、もはや何でもよし!って感じで最高です。
じゃんじゃん無茶苦茶な掛け声の伝説を作っていってほしいです。
この映画は、ゆなちゃんや皆が一生懸命準備してきたやる気の結晶!
絶対に、邪魔させないんだから!
作品の事を「やる気の結晶」と表現しているのが物凄く綺麗で、今後使っていきたいなーって思いました。
あと私事で申し訳ないのですが、RPGとかのいわゆる盾職が大好きなニンゲンなので、今回がっつりコーラルが盾役をこなしている姿を見てめっちゃ盛り上がってました。
作戦の準備のために1人で時間を稼ぐ感じとかもう格好良すぎます。しかも可愛い!
エピローグ
話題の映画
新作映画で、山辺ゆなさんの新たな役柄が話題を呼んでいます
なんだかんだトロピカる部全員で映ってましたね。ローラは仕方ないけど…。
みのりもあすかも、まなつに押されたら断りきれないんだろうなー、にやにや。
ねぇ、お母さん、メイクって素敵だね
でしょ?
はーーーみんな良い表情すぎます。
こんな綺麗な一連の流れを見せられたら「メイクって素敵」ってなるに決まってるじゃないですか。
さらにそれを伝えた時のみゆきさんの反応「でしょ?」がクリティカルすぎます。
この短い言葉の中に色んな思いが見えてきて、メイクショップやる事にしたきっかけとか、メイク絡みのドラマチックな話聞きたいよぉぉってなりました。やってくれないかな…。
あとまわし陣営
プリキュアは確実に前より強くなってきてるわよ
これじゃやってらんなーい
よしよし、ほんっとやってらんねーよな、これ食うか
いつも、めんどくせぇ、かったりぃばっかり言ってるチョンギーレが、エルダちゃん用のゼリーをわざわざ用意してるの、めちゃくちゃキュンとするんですけど!最高!
部下の意見は聞き届けられるし、温かいし、あとまわし陣営、やっぱり優良企業なのでは?ってつくづく思います。
その名も…ゼンゼンヤラネーダ
最後にとんでもないオチをつけていきましたね。しかもツッコミまでヤラネーダ。
ふざけた名前と裏腹に、来週は苦戦しそうでハラハラしています。
エンディングダンス
今日のやる気は、コーラルパープル!
予想通りコーラルパープル!もちろん飛ばされたわけじゃなかった。
あとは予想外の「くるるん」枠とかでもない限りこれで全員ですね。
次回予告
まなつがやる気を無くすなんて緊急事態すぎて気になって仕方ないです。ゼンゼンヤラネーダそんなに強いの…?
集合技も出そうですねー。