ひろプリ 第5話 本編 ゆる感想

ひろがるスカイ!プリキュア 第5話のゆるーい感想です!

ひろがるスカイ!プリキュア 第5話
「手と手をつないで!私たちの新しい技!」

アバンタイトル

手紙

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

あげはちゃん、お元気ですか?

お手紙書いてる…!

大げさかもしれませんが、引っ越し前の「お手紙出すよ、電話もするよ」の約束がまだ続いていることに感動しちゃいました。

当時のあげはが小学校低学年だとすると、なんと10年ほど手紙のやりとりが続いていることになります。

大人になってからはあっという間になってしまいましたが、小学生時代の1年は物凄く長く感じましたし、10年後なんてはるか未来の話に思っていました。

中学生・高校生とお互いに忙しい期間はたくさんありつつも、お互いに定期的に連絡を取り続けた…と考えると、この2人の関係の深さが垣間見えます。素敵。

 

車で通うって言ってたけど大丈夫?うちに一緒に住めばいいのに

オープニングでは首都高っぽい所を走っていたので、それなりに距離があるんじゃないかなーって思います。

ましろの言う通り、あげはも一緒に住めば賑やかで面白そうなのにね!

ソラの悪夢

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

ましろさん!!!……また同じ夢

え、これめっちゃ怖くないですか…?

高いところで変身解除させられて生身で落ちて、大切な人が倒れてぴくりとも動かず自分の声も手も届かない場所にいる…なんて完全に「死」を連想させるじゃないですか…。

普通のアニメ基準なら「ちょっと怖い夢」くらいなのでしょうけど、プリキュア基準で考えると相当攻めた演出だったんじゃないかなって思います。

ここについてはまぁ「悪夢の演出」なので、怖いのは当たり前です…ね!

とりあえず今は、ソラとましろが色違いでお揃いのパジャマを着ていることを喜びましょう…!

日常パート

プリキュアの伝説

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

エルちゃんの不思議な力はスカイランドのプリンセスパワーだったんだね!
私さ、今猛烈にトレーニングがしたい気持ちだよ!

幼い頃からストイックにヒーローを目指してきたソラですから、

平和な日常を過ごしてきて、突然プリキュアになってはしゃいでいるましろが心配になる気持ちもよくわかります。

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

カバトンは簡単にトンネルを開いたじゃありませんか!
優しい子ね

ただでさえ異世界という慣れない場所での生活です。

初めての友達が傷付いてしまうのではないかという不安から悪夢にうなされ、精神が摩耗しているのにも関わらずこれくらいで済んでいるのはソラの強さなのかもしれませんね。

どこまで知っているのかわかりませんが、この会話の後にサラッと「優しい子ね」っていう言葉が出てくるおばあちゃんの視点が遥か上空すぎて相変わらず凄い人です。

カバトン

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

役立たずめ、どれだけ私をがっかりさせるつもりだ?
も…申し訳ありませーん!!

プリキュア側の秘密はバシバシ明かされているのに、5話にして敵組織の名前さえ出て来ないっていうのが「ひろがる」に対して「閉鎖的」な相手が敵なんだなって実感しました。

実は公式ページには敵の組織名が出ているので気になる方はぜひ。

組織名については本編内で出てきたら書こうかなーって思います。

プリズムショット

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

プリズムショットの「ひろがる~」ってとこ、スカイパンチのマネしたから怒ってる?
違います

浄化技の口上、自分で決めてたんだ…!かわいい。

ソラが怒りそうなことを脳内検索して真っ先にこれが出てくるってことは、普段の生活も相当仲が良いんでしょう。よきよき。

ソラの悩み

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

ましろさん
プリキュアにはもう変身しないでほしいんです

自然な流れからのこの構図ですよ…!

2人の間に道路を挟んでいるところからお互いの心の距離を感じますし、エルちゃんを抱えていることで「エルちゃんは私1人で守る!」という決意も読み取れます。

一見勇ましいように見えるのですが、ソラの立ち位置は「不安定さ」を演出する左側の「下手(しもて)側」なんですよね。

通り過ぎる車に一瞬だけソラの姿が映るのも、不安定な自分を見ないふりして前に進んでいて、自分の心にしっかり向き合えていないことの演出なんじゃないかとさえ思います。

しかもこの構図、まだまだ続きがあります…!後述!

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

そっか、そんな怖い夢を見たんだね
ただの夢です。わかってます

道路を挟んで離れ離れになったかと思いきや、その後にしっかり話し合えているのはソラの真っ直ぐさとましろの優しさがあってこその展開だと思いました。夫婦か!

 

ひとりでやります!私がもっと強くなればいいだけの話です!

全部1人で背負い込む、これもまたヒーローの通る王道であるものの、傷付く前に、取り返しのつかないことが起きる前に、協力することの大切さを知ってほしいなって思います。

ソラとましろなら大丈夫でしょうけどね!

戦闘シーン

カバトン

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

おでんのカロリーをすべてくれてやる!

前作のデパプリがカロリーで戦うプリキュア(?)だったこともあり、お前もカロリー消費して戦うんかい!っていう面白さがあります。

召喚口上もデパプリ敵幹部とほぼ一緒ですし、地味に共通点あるんですよね。

キュアスカイ変身

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

エルちゃんをお願いします!
えっ、待って!

何気ない突っ走り変身シーン…じゃないんです。

あれほど変身前に「怖れ」を見せていたソラですが、今回は手が震えていないんです…!

ましろ情報によると、しばらくカバトンは襲来していないので久し振りの戦闘となり、緊張感は高まっているはずです。

理由は描かれませんでしたので、私の想像なのですが「自分が傷付くより、ましろが傷付くことのほうが怖くなったから」なのではないかと思っています。

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

ひとりぼっちを恐れない!それがヒーロー!

自分が決めたことを貫き通すために、小さい頃からずっとこの言葉とヒーロー手帳を胸に我慢してきたんだろうなって考えると、もう涙目になっちゃいます。

だっこスリング

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

<色々と役に立つと思うわ>
おばあちゃん、ありがとうすぎるよ~!!

実はこれ、商品化されています。

「プリンセスエルちゃん ずっといっしょ だっこスリング」税込み3,080円!

戦闘中浮いていてくれるのは確かに便利なのですが、エルちゃんの意思で動けると考えると、1~2歳の子がドローンに乗り込んで自ら操縦しているようなものです、え、ちょ!危なすぎ!!!

エルちゃんは最悪浮けそうですし、おばあちゃんも安全装置をうまいこと乗せてくれている…ということにしましょう。うん。

プリズム合流

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

スカイ!…立てる?
私は大丈夫です

変身しないでっていったのに…って感じで、ちょっとぷく~って意地張っているの可愛いすぎます。

初めての友達

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

ましろさんは、私の初めての友達だから!
わがままです、分かってます!でも怖いんです。ましろさんが傷つくなんて…そんなの絶対に嫌だ!

だったらひとりの方が良い

ソラが悩んで答えが出せない理由がよーく分かる言葉で、ソラは「ましろが傷付くのが嫌」なのはもちろんなのですが、本質は悪夢で見たような「ましろと別れることが嫌」なんですよね。

かけがえのない存在だからこそ失う恐怖があって、その恐怖から逃れるには大切な人から離れるしかない…堂々巡りですね。

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

分かったよ!友達が傷つくのが怖いっていうなら、わたし友達やめる!
えっ!?

友達やめる宣言!

予想外すぎてソラと一緒に「えーっ!?」ってめちゃくちゃ驚きました。

次の瞬間からはどちらかというと仲良し会話になったので安心したのですが、一瞬「あなたとはプリキュアってだけで友達でもなんでもない」がよぎってヒヤヒヤしました。

言葉遊びで良かった…。

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

け、喧嘩してるんじゃないんですよ!
ほら~

この演出、本当にずるいと思います。

プリキュアは戦闘中にこういったギャグ調の雰囲気になることは珍しくないので、ここまでは何の違和感なく頭に入ってきます。

そんな「日常」から急に2人が吹き飛ばされ、楽しそうな劇伴も止まり、自体が急変するわけです。

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

プリキュアが吹き飛ばされた時、ダメージを表現するために建物にぶつかるのは定番の演出方法なのですが、基本背中からが多いです。なんてったって痛そうだから。

それが見てください今回、2人共正面から思いっきりぶつかっています。

じゃあなんでわざわざこんな強い演出を使ったのか…そう、同じように強い演出を使ったシーンが冒頭にありましたね。

ソラの「悪夢」を連想させるために、あえて痛そうな表現にしたんじゃないかと思います。

「日常」から「悪夢」に変わるのは一瞬のことで、別れも突然に訪れるもの…って言われているみたいで、めちゃくちゃしんどい気持ちになりました。

一緒に戦う理由

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

あなたは私の「友達」あなたが心配だよ、助けたいよ、気持ちは同じ
それって一緒に戦う理由にならないかな?

立ち位置が!信号のシーンと逆になっているんです!

今回は下手側のプリズムに注目するより、スカイが成長して下手側から上手側に変化したのに注目って感じですね。守られる側のエルちゃんの位置は据え置き!

信号のシーンと何が違うかって言うと、2人の間を阻んでいるのが道路ではなく「ビルの間」なところです。

普段ならこれもそう簡単に飛び越えられない隔たりなのですが、今はプリキュアに変身していますので、ビルの間なんてぴょんぴょん飛び越えられるわけです。

つまりこれはほんの少し前に進めば、簡単に飛び越えられる距離…!

 

細かいところですが、プリズムは「ソラちゃん(スカイ)が心配だよ」と言わず、すべて「あなた」に置き換えて話しかけています。

固有名詞をあえて使わないことで、ソラが自分に置き換えやすくしているのかなーなんて思いました、中学生の発想すごい…!

プリキュア名前呼び

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

やろう、スカイ
はい、プリズム
やっとその名前で呼んでくれたね!

このひじコツンが良い距離感を出していてめっちゃ好きです!!!

スカイも「言われてみれば…」な感じでしたが、私も言われるまでスカイが「プリズム」呼びしていなかったのに気付きませんでした。

プリキュアの名前呼びイベントは往々にして特大イベントなので注目が集まるポイントですが、今回はちょっと変化球でしたね。

これから「ましろさん」呼びがどうなるか今から気になりまくっています。

個人的には「さん」付けは無くなりそうだけど、敬語はソラのアイデンティティなところがあるので残ってほしいなぁ…って思っています。

プリキュア・アップドラフト・シャイニング

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

スカイブルー!
プリズムホワイト!
プリキュア・アップドラフト・シャイニング!

お互いの手を強く握るやつ!!!これはもう「ふたりはプリキュア」ですよ!

劇伴も格好良いし手前にズザーって来るのも格好良いし!感想なのに語彙力無くし過ぎで申し訳ないですが、やっぱり映像のインパクトは見てもらうのが一番なので…!

それにしてもこの浄化技何が起きているんでしょうね、キャトルミューティレーション?

エピローグ

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

もうちょっとだけ、手をつないでいても良いですか?
うん

ソラが、スカイが、どう自分の気持ちに決着をつけたのかはわかりません。

でもプリズムを信じて一緒に戦っていく、絶対に離れないという決定をしたのは確かです。

この「ふたり」の距離はまだまだ近くなることが予想されるので楽しみで仕方ないです。どーなっちゃうの!

 

©ABC-A・東映アニメーション ひろがるスカイ!プリキュア 第5話本放送より引用

<ふたりはプリキュア>

もうなんか「この2人で1年間行きます!!!よろしくね!!!」みたいな雰囲気出していて笑っちゃいます。

作画監督

浄化技のバンクも「ふたりは」だし、最後の締めも「ふたりは」でこれだけでお腹いっぱいなのに、クレジットには「ふたりは」シリーズレジェンドの稲上さんが…!本当に盛りだくさんで驚いています。

秋映画

「映画プリキュアオールスターズ エフ」

新情報来ましたね…今回の秋映画はオールスターズみたいです。

エフってなに!!エフって!!

頭文字だけにしていることから2個以上の意味がありそうで、あれこれ思いつきますが…大人しく待ちましょう。

次回予告

今回がっつり近くなった距離を、更に更にどうやって縮めていくのか楽しみで仕方ないです…!

Twitterでもよろしくどうぞ!