【ヒープリ第35話のネタバレがあります。ご注意ください。】
ヒーリングっど♥プリキュア 第35話
「手と手でトス!ボールつないで青春お手当て!」
日常パート
燃えよ、ビーバレ!
あの海にかけて!!
ザッパーン!いーや大笑いしました。
とらわれのペギタン回(25話)ではアメコミ風のアニメの描写がありましたが、今回はスポ根青春がテーマ。めちゃくちゃ印象に残る凄まじいアニメをぶち込んできたなぁと思います。
どこかの作品で聞いたような気もする絶妙な名言と共に繰り広げられる、濃い作画とアツい?ストーリーは視聴者の心を掴むのに十分すぎました。笑いすぎてお腹痛い。
完全に予想外だったのが、東映アニメーションのキャラクター紹介に「とりまく人々」とは別枠で「燃えよ、ビーバレ!」というカテゴリが出来た事です。ヒープリの登場人物ではなく、あくまで「燃えよ、ビーバレ」のキャラクターですよ!と言わんばかりのこの扱い。
この真面目にふざける感じ、大好きです。
南の島へ
いつも頑張ってるのどか達を、連れて行ってあげたいラテ
参りましょう、南の島へ!
アスミの能力が便利すぎる。
以前、再使用に時間がかかると言っていましたが日本から赤道直下の移動距離で半日程度ならあまり不自由は無さそう。移動には使えるけど戦闘では使えない、絶妙な設定だと思います。
持ち込んだ荷物の大きさに個性が出ていて、大荷物なちゆはサバイバル用品まで詰め込んでそうだなぁとか、同じ大荷物でもひなたは遊び道具たくさん入っているんだろうなぁとか想像しちゃいます。
海のエレメントさん
はじめましての海のエレメントさん。すこやか市は海が近いのにもかかわらず、そういえば蝕まれた事ありませんでしたね。
今回もなぜかメガビョーゲン対象にならなかったので、何か蝕まれない理由があるのかなぁなんて考えてしまいました。わかりませんでしたけど。
ビーバレ!
準備運動
いきなり体を動かすと、足がつったりして危ないのよ
まさか12月という真冬にプリキュアの水着回が拝めるとは思ってもみませんでした。
しっかり準備運動をしている描写があったので、とにかくいち早く遊びたい子供達的にはいい刺激になるのかな、なんて思います。「ちゆちゃんがやらなきゃダメって言ってたよ!」みたいになればいいな。
合宿ごっこ
©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第35話本放送より引用
これよりビーチバレー合宿を始めるラビ!
これはもう合宿”ごっこ”ですね。影響されやすいラビリンとのどかは似た者同士のパートナーという感じ。
この状況を予想できるのはアスミだけなはずですが、ちゆもちゃっかり対応していてスポ根魂が見え隠れしています。蚊帳の外のひなたの変顔が最高に笑えます。
余談ですが、カントクラテ様がアブラハム監督にしか見えなくてしばらく笑っていました。
グアイワル
©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第35話本放送より引用
あれこそ豪快で!なんだっけ…まぁいい!
突然とうじが登場して激アツ!赤道直下サーブ!を打ったのが面白くて、普段は真面目な部分ばかり描かれていたので年相応で可愛いなぁと思いました。
それにしてもグアイワル、進化した結果頭弱くなっていません?大丈夫?
沢泉ちゆ
弟が好きで、時々一緒にやるのよ
アスリート気質のちゆと基本スペックが高く負けず嫌いなアスミが競い合い、比較的エンジョイ勢なのどかとひなたが純粋に運動を楽しむという構図は、バランスが良くて安心して見ていられました。
ちゆは、とうじの激アツ!赤道直下サーブ!を無慈悲に返しているのか気になるところです。
熱血グアイワル
赤道直下にふさわしい赤道直下具合だ
なにそれ!聞いた瞬間、自然と突っ込んじゃいました。
これから特訓じゃーい!
(おそらく)無人島には人がいないので、久しぶりのメガビョーゲン。エレメントさんには悪いけど、やっぱりこちらの方が心労は少ないです。
ラテの具合悪くなる~と見せかけてキャンセルはネタ回ならではの演出でしたね。蝕んでいなければラテセンサーには引っかからないみたいです。
スポーツ指導論
スポ根のコーチってもっと怖いと思ってた
そんなコーチはもう時代遅れラビ…初心者にはスポーツの楽しさを伝えるラビ!
ネタ回なのですが、取り上げている話題は「体罰ありの厳しいスポ根コーチ」の是非なので、あえてコミカルに・楽しそうに描いているのかも、とさえ思います。
お昼ごはん
おいしい!すっごく生きてるって感じー!
どこから用意したの!ってのは置いといて、みんながスポ根ごっこしている間に準備していたニャトペギお手柄ですね、偉い。
運動したからこそ美味しいを描いていて、大森ゆうこ(ハピネスチャージプリキュア!) もにっこりですね。
スポーツの楽しさ
やっぱ、試合すると楽しいね~
真剣勝負はシナリオのないドラマ、ドキドキします
ビーバレで言ってた通りラビ!
ビーバレはスポーツを楽しむ事を描いている(らしい)ので、それを実感できてラビリンはめっちゃ嬉しいんでしょうね。
これを見て楽しくスポーツが出来た子達は「ヒープリで言ってた通りだ!」ってなるんですかね、ほっこりします。
手から手へボールが繋がれていくの、すごく面白くて…ちゃんと受け止めて、返せるようになりたいの
普段運動をしない、どちらかというと苦手意識の方が強そうな境遇ののどかですが、ビーバレを純粋に楽しんでいる事がこの言葉からも読み取れて、我が子の成長を見ているような温かい気持ちになります。
戦闘シーン?
メガビョーゲン出撃
完成だ…遂に必殺技が完成したぞ!
地球vsビョーゲンズの戦いのはずですが、もはやただのビーバレ勝負になっているところが流石ネタ回、笑わせてくれます。
こんな所まで追いかけてくるとは…メガビョーゲン!特訓の成果を見せてやれ!
追いかけてきたわけではなく、グアイワルがこっちに来ただけなのですが、もう今回グアイワルは一語一句面白すぎてひとつひとつ取り上げる事ができないレベルです。見て感じて!
激アツ!赤道直下サーブ!
次は必ず繋げます!
繋げなくていいし避けて!
アニメの必殺技を完全にトレースしてきた上に、普通に強いという「その才能、別の所に使った方が地球を蝕めるんじゃないの」と言わざるを得ない戦法に大笑いしました。
そんなメガビョーゲンのぶっ飛んだ戦法に対して、プリキュア陣営は避けずに、真面目に「ビーバレ勝負」をし始めて、いいぞ、もっとやれ!としか言いようがありませんでした。
普段のツッコミ役ポジションはフォンテーヌなのですが、こういう時はスパークルがツッコミ役になるのが、それぞれの個性を際立たせているなぁと思います。
そんな鬼コーチ時代遅れラビ!そんな選手の未来を潰しちゃうラビ!
ひくわー…
スパークル達がマジな引き顔で、おぉう…そこまでやる?と思いました。
前々回はダルイゼンと「人のために頑張る事」、前回はシンドイーネと「ライバル」について、となんだかんだひとつのテーマに関してお互いの見方をぶつけ合い、(拳で)語り合うという構図が続いていますね。
これから終盤までそういう流れなのかなって思っています。
プリキュア円陣
プリキュアー!ファイ!おー!
激アツ!これは激アツです!
今回のヒープリはもう、スポ根青春アニメですね!教えてもらった事を実践してトス成功からの3手できっちり返して、思わず立ち上がって歓声をあげたくなりました。
ルールという枠にとらわれないメガビョーゲンは打ち返さずに避けます、そりゃそう。
みんなが繋いだボールを、気持ちを今届ける!
正々堂々返した後、メガビョーゲンが球切れになって、今度はこっちの番!って感じでしたね。流れまで完璧。
スパークルだけ、え?え、どういう流れ?っていう感じで混乱していて、もう可愛いなぁという感想しか出てきませんでした。語彙消滅。
もっとレシーブの練習をすれば良かった
いや本当、今回はグアイワルの発言の一語一句が秀逸すぎます。
そうだね、今回は地球を蝕むとかじゃなくて単純にビーバレ勝負だったね!対戦ありがとうございました!
エピローグ
きれーい
ハチャメチャだったけど、これ見れたからいいかなー
ひなたが一番振り回されていましたもんね。一段落した後、みんなで海を楽しんだりもしたのかな。今度は邪魔されずに、ゆっくり南の島を堪能してほしいなぁと思います。
ここ最近は重い話が続いていて、視聴者としても心がやられそうになっていたので、このぶっ飛んだネタ回がすごく心地よく感じました。ありがとう制作スタッフ様方…。
©ABC-A・東映アニメーション ヒーリングっど♥プリキュア 第35話本放送より引用
最後に円陣をもう一度。
決意を新たに、皆で力を合わせていこう!という前向きな精神を感じました。めちゃくちゃアツいので、終盤ピンチの時とかにやってくれたらもう無条件で泣きます。
次回予告
勉強頑張る→これがパジャマパーティーですね!って全く勉強する気ないじゃん!
進路関係の話なのかな…楽しみです。