【ヒープリ第10話のネタバレがあります。ご注意ください。】
ヒーリングっど♥プリキュア 第10話
「緊急お手当て！メガビョーゲンがいっぱい！？」
校外学習
すこやか駅
改札で引っかかったらどうしよー！
なんなのこのカワイイ子は…。
校外学習ってワクワクしましたよね。
それにしても集合時間の1時間前に到着はちょっと張り切りすぎで心配になるレベルです。
のどかは基本的に車移動なので、公共交通機関での移動に慣れていないとのこと。前日に駅の事を調べたり、早く来て探検していたり(でも改札を通る勇気はない、カワイイ)したのだろうな、と考えると微笑ましいです。
美術館は「隣の市」みたいですが前回の「ゆめポート」は隣町(もしかしたら街かな？)。
ヒープリは遠出する事が多いので、楽しい雰囲気になる反面「出かけた先で具合が悪くなる」リスクもあるので不安でもあります。
人助け
早く助けたいのはわかるけど、もう少し周りも見なくちゃ
いち早く助けようとして周りが見えなくなり、自転車にぶつかりそうになる、なんとも危ないシーンです。ちゆが来てからで本当に良かった。
後半の伏線にもなっていますし、のどかは助けたいという強い思い、ちゆは周りを見ての状況判断能力、ひなたは他の人が気付きにくいところに気付くことができる洞察力、とチームの特性についても表現されていると思います。
グレーチング(排水溝の蓋)を戻すシーンがありませんでしたが、ちゃんと元に戻していることでしょう。危ないし。
ヒーリングアニマル
何かあったら知らせにいかなきゃペェ。昨日ちゆから説明を受けたペェ
ひなたがそんな気ぃ回るかよ
ヒーリングアニマル会議は可愛いですね、眺めていたい。
のどかの話を楽しそうに聞くラビリン、ちゆの説明を真面目に受けるペギタン、いつも通りなひなたとニャトラン(朝に準備バタバタしてるのは見守ってそう)が容易に想像できますね。
何かあったら…大変だもんな？
この発想はイタズラっ子的なニャトランらしいです。言葉の意味にすぐ気付くラビリンと全く想像がついていないペギタンの差が笑えます。
この判断は実は正しいのもまた面白いところですね。
美術館
技術と情熱の結晶なんですね
長良さんの製作者トーク。3人共目をキラキラさせて校外学習を満喫しているご様子。午後の体験も(描かれるのかはわかりませんが)どんな結果になるのか楽しみです。
何かあったら遠いとあれだし
ラテ様が一緒なら、ビョーゲンズが現れてもすぐわかるラビ
「お留守番しててって言ったよ！」の言い方がすごい好き。
パートナーの言いつけを無視して来てしまったヒーリングアニマル達ですが、今回明かされた「メガビョーゲンは時間が経つと育ち、強くなる」という特性を考えると至極正しい判断なのですよね。むしろ何故今まで黙っていたのか。
ラテ様を1匹留守番させていた6話なんて、めっちゃ危なかったわけです。
戦闘シーン
メガビョーゲン(光のエレメントさん)
今回で2回目の登場の光、水、花のエレメントさん。おそらくこれから先も登場する事になるでしょう、ラテ様共々気の毒なことです。
細かいところですが「先生が避難した後に入れ替わりで入っていく」のが気になりました。生徒が全員避難した事を表現するなら、(おそらく)最後に避難するであろう先生を見せるのが効果的ですよね。
長良澄子
大丈夫、大切な作品は私達が守ります
これ、これ…「お医者さんが家族とか待っている人に言うやつ」ですよね。
この宣言をしたのもあって、作品は絶対に壊したくないと思ったのだと思います。
この素敵な美術館を、絶対病気になんてさせない！
私が、ぶつかったら、大切な作品が壊れちゃう
グアイワルを追う時に一瞬後ろを振り返って、「絶対守る」と決意を固めるようなシーンが印象的です。
4話などを振り返ると、ヒープリは「浄化すれば壊れた物はある程度もとに戻る」事が想像できますが、もとに戻ると分かっていても大切な物を壊したくないという気持ちが伝わってきます。
複数のメガビョーゲン
今回はビョーゲンズの方々(グアイワルとシンドイーネの対立？とついでにダルイゼン)の活躍により同時に3箇所でメガビョーゲンが発生。ただでさえ具合が悪そうなラテ様もさらに悪化しているようでかなりの緊急事態です。
フォンテーヌの作戦により、どうにか3箇所すべてのメガビョーゲンを見つけることができましたが、
グアイワルは「早い」
シンドイーネは「ちょっと遅かった」
ダルイゼンは「今日はもう来ないかと思った」
と、メガビョーゲンが出現してからプリキュアが現れるまでの時間を表現していています。
キュアスパークル
こいつなんか強くない？やたらパンチが重いんだけど！
到着まで時間かかった分、メガビョーゲンが育っちゃったんだ
気になったところは「メガビョーゲンがいつもより強い」事に気付いたのはプリキュア3人のうち、スパークルだけという事です。
お守りの件もそうですし、やはりひなたは「他の人が気付きにくいところに気付ける」のでしょう。ただ、普段気付ける分、9話みたいに夢中になって見落とした時にすごく凹んでしまうのかな、と思います。
キュアグレース
グレース、作品を壊したくないのはわかるラビ。でも、時間がかかればかかるほどメガビョーゲンが育って強くなっちゃうラビ！
川の方なら早く見つけられるはずラビ！
嫌…。だって、ここを離れている間に取り返しがつかなくなっちゃったらどうするの！
この判断は、難しいですね。
結果から言うと、美術館→川→花と3人対処するのが一番効率良いのですが、各メガビョーゲンが発生した時には、川と花の状況がわかっていません。
もしかしたら美術館のメガビョーゲンより深刻な状況ならばそちらを先に対処しなければならないからです。
「美術館の作品を守る」と固く決意したグレースは、ラビリンが提案した「川のメガビョーゲンを先に対処する」という作戦を否定します。
確かにそうすれば川、近ければ花のメガビョーゲンも対処できるでしょう。しかし、一番出現の早かった美術館を後にするという事は、美術館の作品を見捨てる事に近いと思います。
こうなってしまった時点で、何かしら苦渋の判断は必要なわけですね、つらい。
駆けつける2人
完全に劣勢な上に、とうとう作品が壊れてしまう…ちょうど駆けつけるフォンテーヌのスパークル。グレースが守っていたクジラの作品は上方向に剣のような物を掲げていたので、本当に観ていてヒヤヒヤしました。
きっとグレースが持っていた剣(助けたいという強い思い)が最終的に自分自身を刺す…みたいな演出だったのかなと思います。
初見の時はグレースとフォンテーヌが外で戦っている間、スパークルはどこにいるのかなぁ、と思っていましたが、よく見るとグアイワルの後ろにスパークルの衣装が見えるなどしているので、きっとグアイワルを引き止めていたのでしょう。
トリアージの話
あのままだったら、私1人だったら守りきれなかった
本当に助けようって思うなら、目の前の事だけじゃダメなんだよね
また私が間違えそうになったら…また、ちゃんと言ってね
今回の本題、でしょうか。
病気がテーマという事で、どんどん現実的な問題が出てきていますね。まず、メガビョーゲン(病気)は対処が遅れると悪化するという事。そして優先順位があるという事です。
この優先順位は「トリアージ」と呼ばれているようで、患者の容態に合わせて治療の優先度を決める事だそうです。
本当は全ての人が、すぐに治療を受けられる事が1番なのでしょうけど、医療側の許容量も無限ではありませんので、仕方のない事です(ちょうどホットな話題ですよね…)。
個人的な感想ですが、正直、今後の展開が怖いです。
確かに現実的で、教訓的であるとは思います。ですが、のどか達がこの先、自分達の判断で何かを失ったり、後悔したりするような、苦渋の決断をしなければならないような、そんなシーンは観たくないんです…。
物語だからこそ、現実では難しい問題を両取り、円満解決してほしいな、と。
ここら辺はそれぞれの好みもあると思うので一概には言えませんね。
反省会は終わったか？
この雰囲気でこの言葉を言えるのはニャトランだけ。いい性格してますよこの子。
次回予告
おそらく合体技ですね、この難しい状況をどのように解決してくれるか楽しみです。
