わんだふるぷりきゅあ! 第1話のゆるーい感想です!
わんだふるぷりきゅあ! 第1話
はじまりは「わんだふる!」
わんぷり
みんななかよし!わんだふる~!
今年も始まりました新シリーズプリキュア!
まず話題に挙がるとすれば「犬がプリキュアに変身!!!」ですね!
とはいえ、猫だって鳥だって人魚だってアンドロイドだってプリキュアになる時代の今、ぶっちゃけ歴戦のプリキュアファン的にはあんまり驚きポイントではないです。
(ここはそういうコアなファン向けの感想置き場ですから…)
それでもやっぱり主人公(ピンク枠)が“犬”というのには注目したいです。
主役がペットということは、大げさに言えばペット視点の作品になるということ。
例を挙げると、オープニングムービーの「帰宅したいろはを、こむぎが出迎えるシーン」はまさに「こむぎ視点」全開で、他に1話本編でもこむぎが犬だからこそ成立する演出がたくさんありました。
ペットが身近な存在となり、家族として愛され、友達として一緒に過ごす…漠然とした「飼い主とペット」という関係ではない、人も動物も変わらない愛情や絆みたいなものをたくさん描いてくれるといいなと思っています。
ざっくりスタッフ様方を見ても
シリーズディレクターはオールスターズメモリーズ演出の佐藤雅教さん!
プリキュア脚本と言えばこの方!シリーズ構成が成田良美さん!
と、かなり期待の膨らむ面々で私はこの1年がめちゃくちゃ楽しみです。
オープニング
プリキュアのオープニング曲って問答無用でテンションが上がるので大好きです。
映像も好きポイントがたくさんあって…ここで書くと息切れしちゃいそうなので毎週1個ずつ挙げていこうかなーって思います。
放送後すぐにノンクレジット版のOP、EDがYoutubeに公開されたので皆さん無限に見ましょう。
「リード」と「手」
©ABC-A・東映アニメーション わんだふるぷりきゅあ! 第1話本放送より引用
元気特盛りなこむぎは、リードを引っ張っていろはの先を走っています。
これ、人間形態になってからも「こむぎはいろはの手を引っ張って走っている」のですよね。
元気な犬の散歩をしたことある方はピンと来ると思いますが、外に出られて嬉しい犬ってもう走りたくて仕方なくて、リードをガンガン引っ張ったりするんです。
人間的には「はしゃいでるな~」なんて思って大人しく引っ張られたり、あんまり強く引っ張っるようならちょっと注意したり、なんてことがあるんですが、
元気にリードを引っ張っていた犬は、実は友達の手を引っ張っている気持ちだったのかも?
って考えると、もっとその子が好きになりますし、すごく心温まりませんか…?私はこれを書きながら涙目になってます。
日常パート
朝ごはん
おすわり、よし!
お父さんの「よし!」のタイミングで、同時に朝ごはんを食べ始める2人。
「この2人は飼い主とペットじゃなくて、家族・友達ですよ」っていう早速の演出に感じて、もうこの時点で涙目になりかけてました、好き。
こむぎは、いろはが大好きだもんね。
学校にも、お出かけにも一緒に行きたいよね
早朝から超元気でパワフルなこむぎですがら、きっと普段はご飯をモリモリ食べるんだと思います。
でもそんなことより、いろはがいないことが寂しい。
ペットがお留守番するのってこんな気持ちなのかな、寂しい思いをしているのかもなって考えると、早く帰って構ってあげたくなりますね。
ただいま、こむぎ
ごめんね、寂しかったよね
こむぎの寂しさをしっかりと分かっているからこそ、帰ってきてすぐにこの言葉をかけてあげているんだと思います。
動物と人間で会話できなくても、この2人の心は通じ合っているんだろうなって感じさせられます。
こむぎの夢
©ABC-A・東映アニメーション わんだふるぷりきゅあ! 第1話本放送より引用
こむぎはお留守番ね
詳しく意味はわかっていないけど、いろはがいなくなってしまう嫌な言葉「こむぎはお留守番ね」からの「離されるリード」
もし自分が人間ならずっと手を繋いで隣にいられるのに、という悲痛な鳴き声。
あえて影を使って直接は描いてない、夢特有の不安さも相まってかなりインパクトのある演出でした、流石です。
前述しましたが、リードが犬にとっての「手」と考えると、めちゃくちゃ辛い演出だと感じます。
だってプリキュアが繋いでいた手を離すって大問題ですよこれは!
起きた後も窓に映る自分が「犬」なのを見てちょっとがっかりするんですが、
同時に帰ってきたいろはを見たら、もう夢の内容なんて1ミリも覚えていないような超ご機嫌でお出迎えしていて、辛い演出と可愛いこむぎの癒やしポイントのバランスが本当にうまいなーと感じました。
兎山悟
©ABC-A・東映アニメーション わんだふるぷりきゅあ! 第1話本放送より引用
大福ちゃん(くん?)かわいい。
悟くんは歴史や伝承に興味があるそうなので、いろは達がプリキュアになったことがわかると色々調べてサポートしてくれるタイプとみた!
ということで、私はプニバードポジションじゃなくてブラックペッパーポジションだと踏んでいます。
あと大福に人間態は…ある、たぶん。
同じクラスになれたら、もっとも~っと話せるでしょ
いろはの「今でも仲はいいけど、もっともーっと仲良くなることを目指す」スタイルはフレンドリーの塊なので見習いたいなーって思いました。
よく鏡石にお願いしてたんだ。
「動物とおしゃべりできますように」って
子供の頃の夢と言っていましたが、成長しても(おそらく)変わらず動物に対して人間のように話しかけたり、自己紹介をしたりしていて、いろはの動物に対する接し方がよくわかります。
犬喋ればワンダフル!
結果的に願いが叶って、こむぎと本当に会話できるようになって、めちゃくちゃ嬉しいだろうなーって思います。
猫屋敷家
うらポジかも
ユキ(さん?)の表情が豊かで可愛い。
こむぎがいろはの「妹」とすると、ユキ(猫)はまゆの「お姉さん」感ありますよね。
はじめまして、私犬飼いろは!この子はこむぎ!よろしくね!
ユキに向かって自己紹介してたね。変わった子…
自分も直前までユキとめちゃくちゃ話していたのに、ユキに自己紹介したいろはを変わった子呼ばわりするのには笑っちゃいました。
しっかり者に見えて内気(っぽい)という意外さ、犬飼家とはまた違ったペットとの関係性もあり、この子達がこの先どう出会って「なかよし」になっていくのか楽しみですね。
変身パート
こむぎ(人間態)
夢と思い出させるような「人間じゃないから、いろはについていけない」
でも「いろはとずっと一緒にいたい」という気持ちが奇跡を起こして人間態に変身!
服装は窓から見ていた女の子の服装のアレンジになっていて、まさに「こむぎがイメージした、なりたい人の姿」なんじゃないかなって思っています。
戦闘シーン?
肉球バリア!!肉球バリアだ!!!久しぶり!!!
何ガルガルしてるの!言うこと聞かないとおやつ抜きだよ!
かわいい。
人間態になっても知識や経験はやっぱり「犬」なので、自分が言われて嫌で言われて慣れている「おやつ抜き」が真っ先に出たんじゃないかと思うと可愛いですね。
公式ページで「くいしんぼう」って書かれているだけある。
こうするとね、苦しいのがなくなるんだよ…ガルガルしないで、一緒に遊ぼ!
世界は素敵にわんだふる、なんだから!
こむぎもガルガルしちゃったとき、いろはがこう言って落ち着かせたんでしょうね。
恥ずかしながら実際に映像になってから気付いたのですが、ガルガルも凶暴化しているとはいえ「動物」なので、今回のコンセプト的に動物とプリキュアがビシバシ戦う姿は見たくないです。
そんな要素もあって(おそらく今作は)戦闘シーンというより、一緒に遊んで落ち着かせる描写にしていくのかなーって思います。
今回のガルガルは「羊」だったので「犬」なキュアワンダフルが追いかけ回して柵に戻して浄化…という流れだったので、ガルガルになっちゃった動物の習性を利用して浄化していく、とかだったら面白いなって思います。
肉弾戦しないプリキュアの試みは何回かされていますが、やっぱり演出に縛りができて難しいと思うのでここは脚本・演出さんの腕の見せ所ですね、楽しみです!
はしゃぐこむぎ
みてみて!…これでいろはと一緒だよ!
体全体でぶんっぶん感情表現しているの、こむぎらしくて超可愛いです。
20周年ライブでキャラクターショーのキュアワンダフルの動きを見たのですが、作中の通り「まさに犬!!!」感満載で、じっとしていられなそうな雰囲気、体全体で感情表現している動き、それをさらに映えさせる衣装…!とかなりキャラクターショー映えする子だと思います。
各種キャラクターショーやドリームステージも楽しみです。
エンディング
©ABC-A・東映アニメーション わんだふるぷりきゅあ! 第1話本放送より引用
毎年言ってますが!3Dモデルのレベルがまた上がってる!!!
ライブ映えしそうな曲で早くも夏のライブが楽しみで仕方ないです。
次回予告
次回は早速フレンディ変身!
パートナー感がすごいので、ヒープリとかマシェアムみたいに複合バンクで同時変身してほしいなーなんて思ってるけど…難しいよねぇ。