トロピカル~ジュ!プリキュア 第40話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第40話
「紡げ!みのりの新たな物語(ストーリー)!」
日常パート
トロピカ卒業フェスティバル
トロピカる部も何をやるかそろそろ決めないとな
私が主役ならなんでもいいわよ
トロピカ卒業フェスティバルがどんなイベントになるのか未だに予想ができません…この感じだと、各部活が卒業生に向けて出し物をするって感じなのかもですね。
人魚が主役なのはいいけど「人魚姫」はパス。あの話いろいろ納得いかないから
人魚姫を初めて聞いた時の反応「はぁ~!?」でしたもんね!
思い返せばあれがローラとみのりの出会いだったわけで、今となれば懐かしい話です。
マーメイド物語
じゃあ、みのりん先輩が書いた「マーメイド物語」にしよ!
次回予告の「それじゃみのりん先輩お話書いて!」でさえ、かなりの無茶振りするなーって思っていたので、まさかそれより重い「マーメイド物語をやる」展開が来るとは全く想像できませんでした。
少々荒療治だった気もしますが結果的に執筆を再開するきっかけになったことですし、これはこれで良いタイミングだったのかもしれないですね。
他の人だと気を遣いそうなところを、思ったことをストレートに「(みのりん先輩がどう思っていても)私は面白いと思う!」って言えるまなつにしかできない良い提案だったんだなーって思います。
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第40話本放送より引用
やめて!…マーメイド物語は、ダメなところがいっぱいあるから面白くないよ
なら、面白くなるように書き直せばいいじゃない…そうでしょ?
少し…考えさせて
「書き直せばいい」と言われた時、みのりん先輩が「そういう手もあるのか」みたいな感じで少し驚いた表情をしていたのが印象的です。
初作品を否定されたことで、物語の内容ではなく「私に小説は無理」という考えになってしまっていて、今まで「書き直す」という発想に至らなかったのかなーって思います。
とはいえ、書き直すと言っても文芸部の先輩がまだ在校しているとしたら気まずいことこの上ないですし、原作を読んでいるクラスメイトや先生方もいるでしょう。
「前読んだのと全然違ったね!」と善意で話しかけられるだけでもダメージを受けそうなのがキツいです。
書けるなら書きたいけど、状況の整理と心の準備ができていなくて「考えさせて」としか答えられなかった…って感じですが「私には無理」とすぐ諦めなかったのがめっちゃ偉いと思います。
下校シーン
みのりは書きたいって思ってるわよ
なんで分かるの?
さっき「考えさせて」って言ってたでしょ、嫌なら即断るわ
ここ!ローラがみのりの1番の理解者みたいになっているの大好きです。
小説は書いてないけど、ポエムは書いているのを知っているのはローラだけですもんねー!にやにや。
(おそらく)先に下校したみのりん先輩ですが、台本を任せられた不安はありつつも「色々経験した今なら面白く書き直せるんじゃないか」って期待して小走りで帰った…とか勝手に想像して涙目になっていました。
大体キャラクターや設定を考えて文章を何ページも書くなんて好きじゃなきゃやらないでしょ
頼まれたって無理!
私も無理!
本当にローラの言う通りだと思います、私も無理!
自分でお話を書きたいって思う人がまず少ないですし、思い立って書き始めているだけでもう才能、みのりん先輩のように完結まで書ききるなんて常人からしてみればとても真似できない偉業なわけです。
この書いているだけで凄いことなんだよ!って気持ちがトロプリを観ている小さな作家さん達に届いているといいなぁって思います。
マーメイド物語
「マーメイド物語」のダメなところは…
キャラクターも物語もありがちで、私自身の経験したことが入っていないこと
帰宅後すぐ作品と向き合う覚悟、精神力が凄いです。
閉じられた箱に、下半分の光が差し込む演出がみのりの大きな一歩に感じられます。
改めて指摘を思い返してみると、描写もキャラクターも物語もありがちって…ほぼ全部じゃん!文芸部員、辛口評価すぎませんか!!って感じですね。
でもこんな辛口評価の人から文法間違い、いわゆる「日本語がおかしい」という指摘が無いということは、逆にそこは文句の付け所が無い出来だったんでしょう。さすがみのりん先輩です。
素人目に見ても書き直しは難しそうですが、折れた鉛筆を削っている描写から心の傷が癒えてきていることがわかって安心します。
夏海家
伝説のパパイアを食べるとどんな力が出るの?
そういえばそれは結局謎のまま!…それだー!
度々ボール遊びをしているシーンが描かれるくるるんですが、とうとうノールックキャッチ?までマスターしたようで、くるるんも成長しているのかな…って思いました。
伝説のパパイア
白紙の原稿
自分の経験ってどう入れればいいんだろう?これは空想ファンタジーなのに…
空想ファンタジーに自分の経験を落とし込むのって、単純に考えても難しそうですよね。
ただ漠然と設定や描写に入れただけじゃ面白くは…なるのかなー、わかんないです。
徹夜をしたわけでは無さそうなのがまだ救いですが、前日は夜遅くまで考え、休日朝早く起きて机に向かってと時間を掛けたにもかかわらずの白紙はちょっと心にきますよね。
メガネをしたままうずくまるあたり、もうどうしたら良いかわからず相当思い悩んでると思います。
冒険の誘い
冒険に誘いに来たのよ
みんなで行こう!いざ、伝説のパパイアを探しに!…レッツゴー!
伝説のパパイアを見つけて食べたら、凄い力で楽しく書けると思う!っていう発想自体が最高だし、突然の誘いでも全員集まってくれるトロピカる部が本当に大好きです!
特にあすか先輩、受験前なのに付き合ってくれるの優しすぎる。
今までのみのりだったら、行っても図書館くらいで答えは見つからず机の上で悩んで終わりだったと思います。
でも今は一緒に考えてくれる友達、一緒にアイデア探しに出かけてくれる友達、よくわからないノリで突き進む友達(返事を聞かないで勝手に冒険に出発しちゃうとこ大好き)っていう創作物もびっくりな魅力的なパーティーなので、もう怖いものなしですよね!
果物屋さん
いきなりあった~!伝説のパパイア!
幻のパパイアもあるよ!
…これは商品名。青パパイアは野菜で、熟すと黄色くなって果物になるの
恥ずかしながら、パパイアが野菜としても使われているって本気で知りませんでした。
やはりプリキュアは勉強になる(私が無知なだけ)!
パパイア農園
これがパパイアの木だよ
パパイアの木見るの初めて!
この短期間にパイナップル農園とパパイア農園に足を運ぶ中学生なかなかいないです、まさにトロピカってる!
「収穫しやすいように低い木に育てている」っていう知識はおそらく品種の話なので、パパイア博士?のみのりが知らないのも無理はないかなーって思います。
現地に行かないと得られないリアルな情報が早速得られて、みのりも内心めっちゃワクワクしていると思います。
今回パパイアのことを調べていて知ったのですが、園芸学会での正式呼称は「パパイア」で農業界では「パパイヤ」を正式呼称としているようです。
今回の農家の旗はキュア「パパイア」に合わせていますが、本当のリアルな農家の旗は「パパイヤ農園」なのかもしれませんね。気になる!
食べたことない
どっちと言われても、私パパイア食べたことないから…
えっ!?
パパイアのお話書いたのに?
…っていうか、まず食べない?
あまりに予想外すぎて笑っちゃいました。
キュアジェラートがジェラート食べたことないレベル。
キュアパパイアがパパイア食べたこと無いってめちゃくちゃ面白いからいじりたくなる気持ちはわかるんですが、冷静に考えてみると文芸部の時に言われていた「頭でっかちのお話」を遠回しに言われているようで、実際キツイです。
だから私はダメなんだ…本を読んでそれで分かった気になって…
別に恥ずかしがることないわよ、私だってパパイア食べたことないし
食べたことないなら、今食べれば良いんだよ!
逃げ出すまでは「恥ずかしい」が勝っていたので気にならなかったんでしょうけど、転んで冷静になった途端、心にきたんでしょう。
私だったら泣いちゃいそう。
みのりの心情を表現する、太陽が雲で隠れる演出はめっちゃ定番ですが心に刺さります。あると無いとでは全然違いますよね…!
パパイア農園って日当たりが最高ね、どうして?
パパイアは…南国フルーツだから日当たりが大事
皆のフォローに反応しないみのりに対して「こういう時はさり気なくみのりに豆知識を言わせるしかないわね」と言わんばかりのローラの表情が大好きです。
みのりの性格をよくわかっているからこそ、お互いの理解度が高いからこそできる行動なのが良きです。
まぁ、一回入れ替わっていますもんね!
パパイアの実は幹の周りに輪になってできる、仲良く身を寄せ合ってるみたいに
だからパパイアの花言葉は「同朋」
こういう知識をしっかり覚えているあたり、みのりはちゃんとパパイアを好きなんだろうなーって思います。
みのりの周りに仲良く集まっている姿が、まるでパパイアの実みたいでほっこりします。
これぞ同朋!
パパイア料理
遠慮なく食べて美味しかったら周りの人に宣伝してよ
いただきます!
ちょっと食べてみる?なんてレベルではなく、めちゃくちゃ豪華で驚きました。
生、炒めもの、サラダ、揚げ物と思ったより種類があって、料理に使ってみたいな、食べてみたいなって思わせてくれる良いシーンだと感じました。
でも、主にパパイアが市場に出回るのは7月から11月くらいらしいので今夜すぐに!とは行かないみたいです。残念。
私もパパイア食べたことない民なので、いずれ買って色々料理してみたいなーって思います。
きれいな色、独特なかおり…甘さ控えめで優しい味がする。私はすごく好き
よかったー!キュアパパイアがパパイア美味しくないって言ったらどうしようかと思った!
小説でも使い、自分の名乗りにも使っている「パパイア」がどんな味なのか…ってめっちゃ怖いですよね。
もし苦手な味だったら、苦手なフルーツの名乗りを毎回しなければいけないことになるのでテンション下がりそうですし、パパイアショットの技の威力も落ちそうですし、もう改名考えるレベルですよね。
でも「ふつう」でもなく「美味しい」でもなく「すごく好き」な味で本当に良かったなって思います。
皆が私のために色々考えてくれて、そんな皆と一緒に食べたから
伝説のパパイアがあるとしたらこんな味なのかも
もー最高です!!
まなつが言っていた「伝説のパパイアを食べたら凄い力で楽しくお話を書けると思う」がまさかの現実になりましたね。
1人で頭を抱えて机に向かっているだけじゃ絶対に到達できない気持ち・経験ですから、絶対に良い作品になるに決まっています。
戦闘シーン
あとまわし邸
永遠に子どもでいたいなら、そろそろ本気を出してもらいませんと…
しょうがないわね、ちょっとだけ本気出しちゃおうかな
もう終盤だし、エルダが能力開放して少し大人に…とかならないかヒヤヒヤしていました。
無くて本当に良かった。
エビヤラネーダ
今回までは幹部のモチーフになった生物をヤラネーダにするのがお決まりパターンでしたが、次回からどうなるのか少々怯えたりしています。
別の小動物に使うならまだ良いのですが、人間に対してやチョンギーレ達が自分自身に使用し始めたら目も当てられません。
どーか変な気を起こさずに大人しくしていてほしい。
キュアパパイア
パパイアは太陽の光を浴びて育つ!
私は皆と出会ってプリキュアになって…太陽みたいにキラキラした冒険をしてきた
私はキュアパパイアってこと!
エルダには全くわからないでしょうけど、仲間にも視聴者にもしっかり伝わっているのがアツいですね!
キュア「パパイア」を育てたのはキラキラした体験、太陽だったわけですね!まなつがキュア「サマー」なのも効いてきて良い味が出ています。
エピローグ
伝説のパパイア
見つかったよ
皆と出会って感じた沢山のトロピカってる気持ち、それが私にとっての伝説のパパイア
あーもう本当良いこと言いますね!
「作品に自分の経験を入れる」ではなく「自分の創作物を経験する」っていう真逆のことをして成長していくのがもう最高です。
演劇の台本、私に書かせて
「マーメイド物語」じゃなくて、私達の物語。…それが私にとって今一番大事なことだから
思い詰めていた様子だったので、前向きになれて本当良い体験だったなーって思います。
「私達の物語」を書くみたいですが、そのままやったら流石に女王様とかに怒られそうだよね…って思っていたら、どうやら来週丸々一話使ってやってくれるみたいです。
この演劇、最終回エピローグで「私達の物語」って言って幕が上がったらもう涙止まらない自信があります。
もちろん最終回じゃなくても涙止まらないでしょうけどね!
次回予告
あまり長く続かないで有名?なトロピカる部の会議、1話まるまる使ってどんな演劇になるのか楽しみです!