トロピカル~ジュ!プリキュア 第32話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第32話
「さんごのファッションショー!」
オープニング
ローラ追加
ラメール追加後、しばらく変更が無かったのでオープニング変更は無しかなーって思っていましたが、映画オープニング変更直前で変えてきましたね!
分かりづらいですが、学校のシーンと最後の集合絵で人魚姿だったローラが人間形態に差し替えられています。
でも全ての箇所が人間形態になったわけではなく、むしろ人魚姿の方が多いところにローラらしさが出ていて好きです。はいそこ、差し替え大変だからとか言わない!
ラメールの戦闘シーンが最後に少しだけ追加されていますが、ミックストロピカルに重なる形で強引に描かれていて笑っちゃいました。
日常パート
代役のモデル
急遽代わりを探さなきゃなんだけど…
コニーさんほどの知名度があれば、ある程度の実力を持った代役のモデルはすぐ見つかるでしょうし、出たがっているモデルも多いと思います。
それでもあくまでイメージ重視、直接現地に出向いてまでもモデルを探す姿から「かわいい」を追求するという強い意志が感じられます。
そんなの悪夢ね、衣装のイメージにぴったりな子なんてすぐに見つかるものなの?
さんごママ、第9話でデレラちゃんを着る時も「軽い悪夢だけど」って言っていましたね。
コスメショップ経営というキラキラおしゃれな職業なのに口癖が「悪夢」なの、ちょっと面白いです。
トロピカる部
ふーん、みんなに注目されながら歩くのか…悪くないわね
アリアリーナ~!
一回きりだと思っていたアイドルローラまさかの再登場!
掛け声もパワーアップしていて、前の演出を知っている人は更に笑えるネタでした。
この分だともう一回くらい出てきてもおかしくないですね。
次はアリアリアリーナ…?何かジョジョっぽくなってきて、そうなるとファイルーズあいさんがいるのがまた面白いです。
あおぞらプリティコレクション
全部がキラキラしててかわいくて、見ている私まで幸せな気持ちになれるんだ
昔から大好きで憧れだったの!だからすっごくうれしくて…
さんごの熱意、伝わったわ
小さい頃から間近で見てきた憧れの場所に立てるなんて、めっちゃトロピカってますよね(この言葉便利だ…)!
いつも先輩に敬語を使っているさんごですが、この時ばっかりは夢中になって「憧れだったの!」ってあすかに向かって言っていて、その興奮が伝わってきます。
回想シーンから、今回と同じく昔から「風船の演出」を使っていたのがわかります。
さんごが「全部がキラキラしててかわいくて」と表現していた通り、風船の演出も合わせた全部がコニーさんの思い描く「あおぞらプリティコレクション」なのだと思います。
おしゃれウォーキング講座
姿勢をよくして、あごを引いて…
もちろん応援もするけど、自分たちもやってみたい!ってウォーキング講座が始まるのはトロピカる部らしいです。
絶対まなつが言い出したと思うし、そのあとみのりん先輩が「人に教えると覚えるって言うし」とか言ってそう。
そんな(たぶん)無茶振りで始まったウォーキング講座ですが、さんごはメモを見るでもなく思い出す素振りもなくスラスラと説明できています。
レッスンを相当熱心に受けていて、もう何度も反復して頭に入っているのがわかります。
おうちでファッションショー
みんな、せっかくだし着てみる?
トロピカる部でファッションショーだ!!ありがとう!!って喜んでたら、着替え終わったのはまなつだけでちょっと残念。他の3人も見たかったよう。
活発な服と色々なポーズを試すまなつの動きがなんとなく合っていて、この服ならまなつは自然体でランウェイを歩くだけで絵になりそうだなーって思いました。
このスカート、こうすると模様が見える
ファッションショーはね、服の魅力をあますところなくお客さんに伝えることが大切なの
モデル初心者のさんごに対しても「この服はこう見せてね」みたいな指示が無いみたいで驚きました。プロと同じように信頼して扱ってくれているのがわかりますね。
「かわいいを届ける」という言葉を聞いて、何かに気付いて微笑んだシーンが印象的です。
さんごも時々「かわいいを持って帰る」みたいな表現を使っているので「モデルとして服の魅力を伝える」って言われるより「かわいいを届ける」って言われる方が直感的だったのかもしれません。
あとまわし陣営
あんまりイライラしちゃダメよ
またあたし?嫌よ面倒だし
余裕のある立ち振舞いが多いイメージのバトラーですが、こう見えて薬を出されるレベルでストレス溜まっているんですね。
仲は良いけどやる気がない部下3人に対してあの上司ですから、なんとなくその苦労はわかります。これぞ中間管理職って感じでちょっとかわいそう。
でも頭ごなしに怒ったり脅したりして行動させるのではなく、おだてて出撃させるあたり歴代敵幹部と比べてかなーり優しい上司だと思います。
リハーサル
みんな…本番のつもりでやるのよ!
最高にかわいいショーを作りましょ!
ビシッとした掛け声で出演者に緊張感を持たせてから、いつものふんわりコニーさんに戻ってリラックスさせる感じ、こういうイベントを成功させてきたプロの風格を感じます。
(あ、あれ…なんだか、思ってたより広いかも…)
(でも私だってモデルの一員としてこのショーを成功させるんだ!)
毎年見ている会場ですが、今回は出演者側。
大勢のプロを目の当たりにした影響もあって緊張でガチガチって感じです。
そんなプロに混じった初心者が「本番のつもりで」と言われたリハーサルで失敗したら足がすくんでしまうのも分かります。
コニーさんは優しくタイミングを作ってくれているのでしょうけど、その手拍子がこの瞬間だけはちょっと怖く感じちゃいます。
トロピカる部
あんまり気にするな
練習通りやれば大丈夫
さんごは、かわいいをみんなに届けるんでしょ?
今一番さんごが思い出すべき言葉をかけてあげているローラの言葉選びのセンスが光っています。さすが女王候補!
とはいえ、さんごの方は「大丈夫?」って聞かれて目をそらしたり、答えの歯切れが悪かったりと大丈夫じゃなさそうなのが痛いほど分かります。
本番で同じミスをしたら…って考え始めたら気が気じゃないと思うので仕方がないですね。
風船の演出
どうしましょう、最後の風船を無しにするという手も…みんな、早く終わらせましょ?
でも時間が…
うーん、でもね、この風船があったほうが絶対にかわいい。でしょ?
コニーさんはモデル探しの時点から自分で動く行動力の持ち主ですが、やはり「責任者自らが動く」っていうのは往々にしてインパクトがあるものです。
風船を膨らます作業を直前にやること自体が突発的なものなので、スタッフも出演者も余裕は無いと思います。
それでも、全員が一丸となって風船を膨らませて「このイベントを良いものにしよう」としている姿を見ると、あおぞらプリティコレクションが今まで大成功を収めてきた理由がわかりますね。
まさかファッションショーで風船を集めることになるなんてね
はい、予想もしてなかったです
でもこれでちょっとでもショーが良くなるなら…それってすごくワクワクするよね!
この方、さんごがリハーサルで動けなくなった時に助けてくれたモデルの方ですね。
プロの中に1人混ざった「リハーサルで大ミスをした初心者」ってだけでキツく当たられそうでヒヤヒヤしちゃいますが、優しく話しかけてくれるような方でホッとしました。
コニーさん
私達は、かわいいものが大好きなの
かわいいを届けるためにレッスン頑張ってたじゃない、その大好きさえあればあなたは大丈夫よ
本番、よろしくね!
リハーサルでのミスには触れず、肝心なところでフォローを入れてくれるコニーさん、めっちゃ格好良いです!!
しかもタイミングも完璧。さんごの頑張りもありましたが、コニーさんの見る目は確かですね…!カリスマってこういうことなんだろうなぁ。
(ここにいるのは私とは違う世界の人達だと思ってたけど、みんな気持ちは同じだったんだ!)
少し前まで「周りと違う」ことに敏感な子でしたから、違う世界の人と考えていたなら相当な負担だったに違いありません。
でも「かわいい」を通して思いは同じだと気付くことができました。
緊張で頭から抜けていた「みんなでかわいいを届ける」という考え、さらにそれに気付いた時の微笑みまで戻ってきて、もう大丈夫!って感じですね。
戦闘シーン
マネキンヤラネーダ
会場盛り上げてやる気パワーをいただいちゃうわ
会場を盛り上げつつ少しずつやる気パワーを奪えば、一気に奪うより沢山のやる気パワーを奪える…って仕事熱心ですねヌメリーさん!
ランウェイ
さっき転んだの見~ちゃった
怖いなら無理しなくていいのよ、嫌々やったところで…
違う、私がやるのは…好きだから!
少し前のさんごならちょっと踏みとどまったかもしれませんが、コニーさんやモデル、スタッフの気持ちがわかった今、ヌメリーの言葉を遮る勢いで突き進んでいくのが成長を感じられて良いです。
エピローグ
ファッションショー
私の目に狂いは無かったみたいね
私、かわいいでいっぱいのこの場所にいられて、とっても幸せ
かわ!いい!!
風船も間に合って正に大成功、さんごも堂々と服の良さをアピールしていて、飛び入りとはいえもう立派なモデルさんです。
コニーさんの優しげな口調から、この「かわいい」好きの中学生に、こんな世界もあるんだよってことを見せてあげたかったのかなーなんて思いました。
こういったそれぞれの将来に関係しそうな出来事が絡んでくると、物語も終盤だなーってちょっと寂しくなっちゃいますね。
次回予告
こんな次回予告見せられたら本編の内容全部飛んじゃうよ!!!ってレベルの次回予告でした。トロピカりすぎてない…?