トロピカル~ジュ!プリキュア 第28話のゆるーい感想です!
トロピカル~ジュ!プリキュア 第28話
「文化祭!力あわせて、あおぞらメイク!」
エピローグ
図書室
ローラ、みのりん先輩、何かいい本あった?
あんまりいい感じのはないかな
図書室なのでまなつがいつもより声を抑えていますね。
何か起きたらいつもみたいに大声で叫んでしまうのはわかっていますが、ちゃんと気を付けているのが面白…偉いです。
今ちょうどまなつ達が話しているここは、光の入り具合や棚の配置からまなつ達とみのりん先輩が最初に出会った場所だと思います。
なので、みのりん先輩はあの時も文集を眺めていたのかな、トロピカる部設立前なので今とは違って消極的な気持ちが強かったんだろうな、なんて考えて勝手に涙目になってました。
今回の話はみのりん先輩の成長(を実感する)回なので、第4話のパパイア変身回が沢山関係してきます。
ぜひぜひ、もう一度視聴してみてください!
文化祭の準備
クラスの出し物
それでは文化祭での私達1年5組の出し物は…クレープの屋台に決定しまーす!
お久しぶりです、白石きりこさん!まなつ達とも仲の良い3人組の中のひとりです。
学級委員長だったんですねー。
総投票数が20票だったので、1年5組って20人なの…?と気になって調べてみました。
- とりまく人々ページで、名前の無いクラスメイトが14名
- 仲良し3人組
- まなつさんごローラで3人
合計はぴったり20人でした。
さすが細かいところまでしっかりしています。
まなつ達がどこに投票したのか予想するのも面白そうですね!少なくともおばけ屋敷だけには入れてなさそう。
トロピカる部の出し物
ふっふー!ちょうど昨日みんなで話し合って決めたんだ!
私達、コスメの歴史の研究発表と、あおぞらメイク教室をやるの
指パチンッ!まなつのジェスチャーが洋画に出てきそうな動きで笑っちゃいました。
それはそうと、今まで色んなイベントを成功させてきたトロピカる部が文化祭で何をするかって学校内で結構注目されていそうです。
「あおぞらメイク教室」は青空教室とあおぞら中学校をうまいことかけた名前で、トロピカる部のネーミングセンスが光っています。
じゃあ研究発表のほうは、みのりがメインで進めるってことでいいんだな?
まかせて、人前に出るのは苦手だし私は裏方に徹する
トロピカる部の適材適所って感じですね。
みのりん先輩の黒板の字が相変わらず綺麗で惚れ惚れします。
ここで明確に「人前に出るのは苦手」とみのりん先輩に言わせているのがもう大好きです。
後の活躍がよりいっそう輝いて見えますもんね。
なんか、かわいい鏡とかドレッサーとか欲しくない?
みんなで作ろう、ドレッサー!
まなつのアイデアは本当トロピカってますね!こういう子がチームにひとりいると、出し物の完成度がぐーんと上がるものです。
そしてそれを実現するみのりん先輩の情報収集力、さんごのセンス、あすか先輩のまとめとバランスが良いです。
ローラは…準備より本番が向いてそう。
あと、ローラの「まぁまぁじゃない」は「すごく素敵」なのはみんなわかっているので、特に言及されないのが良きです。
「わかりやすい浮世絵入門」
みのりん先輩が借りてきた本にこのタイトルがあって、まず「なんで浮世絵…?」って思いました。
後の展示シーンでこの本をもとに作られたプレゼン資料が見られるのですが、言われてみれば確かにあれもメイクの一種。
「メイクの歴史」から「浮世絵」を連想できるのって頭柔らかいなーって思います。
お風呂シーン
二本足も悪くないけど、水の中はやっぱこっちが楽よねー
プリキュアのお風呂シーン、めっちゃ珍しくないですか…?
パッと思いつくのがフレッシュプリキュア!のシャワーシーンですがあれはプール後のシャワーで、ヒーリングっど♥プリキュアはお風呂の説明だけなので、純粋な入浴シーンは初めてかも?
お湯なのでいいダシとれてそうですね、魚なので。
とかふざけたことを考えていた矢先、いきなりの「なかよしのうた」流すんですよ!!ずるい。
もうこの曲聴くだけで胸が熱くなって涙目になります。
そしてなにより、みのりの様子を気にし始めるのがローラっていうのもまた良さが詰まっていますよね。
まなつはあまりにも直球的すぎるし、さんごは踏み込むまでにきっかけが沢山必要だし、あすかは踏み込もうとしなさそうなイメージがあります。
その点、ローラは一度みのりと入れ替わっているので心の距離は必然的に近く、みのり憧れの対象だった「人魚」でもあります。
ここまで揃えば、踏み込む役はローラしかいない!とまで言えるかもしれませんね。
文化祭の準備
学校のお祭りみたいなものだって言ってたけど、本当にお祭り騒ぎなのね
トロピカってきたー!
南乃島でお祭りを体験したからこそ「お祭り」の説明が必要ないの、ローラの知見の広がりを感じられて好きです。
1学年最低5組なので3学年で15種類、さらに部活動でも出し物となるとかなーり大規模な文化祭ですね。
みんな楽しそうで大変よろしい!
放送委員
ネット配信の番組?
当日に学校内で流すの。良かったら見てね
ゆっきーこと、林田ゆきえちゃん結構好きなので再登場めっちゃ嬉しいです。
放送委員は2人だけなのに、当日ネット配信の番組をしたり、巨大な屋外モニターを準備したりとその手腕はなかなかなものです。
純粋に設備力と技術力がすごすぎる。
当日、生放送で取材したいと思ってるんだけど…
やるやるやる!今から行って2人に話してくるね!
まなつがめっちゃ楽しそうでいい顔しています。あー癒やされる!
「あすか達に確認とらないでまた安請け合いして…」みたいな呆れ顔のローラも見どころです。
文芸部をやめた理由
じゃあ知ってる?なんでみのりが文芸部やめたか
展開がうますぎて開いた口が塞がらなかったです。
再登場した放送委員で2年の小森いずみさんですが、13話(放送委員回)でちゃんと「みのりと同じクラス」という会話をしています。
偶然とかではなく、この文化祭回を見据えた設定だったとしたら、シリーズ構成かシリーズディレクター(らへんだと思います)さんの力なのでしょうか。
伏線の仕掛け方が本当にすごいです。
ある日を堺にぱったりと書かなくなって、聞いたら文芸部もやめたって…
私に分かるのはそれだけ。ごめんなさい
視聴者としては第4話(パパイア変身回)の「夕暮れの部屋で鉛筆を落として芯が折れるシーン」が印象に残ってるので答え合わせみたいな感じですね。
話すようなことでもないですし、周りが知らないのも無理はありません。
文化祭
開催!
屋上であおぞらメイク教室やってまーす!
めっちゃ、めっちゃみんな可愛いです!!素敵すぎる。
プリキュアのメイクは一時期、濃いだのケバケバしいなど言われていましたが、最近はそんな事も全然言われなくなりましたね。
これはあれですね、他生徒が普段とは違うまなつ達にときめくイベントが発生しているに違いありませんね。
あおぞらメイク教室
ちょっとメイクしただけでもかなり印象が変わりますから…
さんごはお店で鍛えられたメイク術の見せ所、文句なしの大活躍ですね!
ドレッサーも海をイメージした物で可愛く仕上がっていて、とても100円アイテムで作った品には見えません。
小ネタですが、よーく見ると「あおぞらメイク教室」の看板は、登山の時に作った横断幕的な物を利用して作られています。
なので、あの紙の下には「トロピカる部」って書いてあるはず。
今あるものを総動員している感じ、文化祭だなーって感じます。
このさんごの表情!特に口元とか、さんごママの雰囲気というか風格さえ出ている気がするのですが私だけでしょうか?
伝わって!
チョンギーレ
どこ行きやがった?早く見つけねぇと…
お祭り騒ぎなのでカニが歩いていても、不思議な装置でカニが浮いていても(?)周りから特にリアクションが無いのが笑えます。
海産物を下手に料理されちゃ黙ってらんねぇからな
やる気が出ない「やる気パワー集め」より本職の血が騒ぐ感じ、人間味にあふれていて大好きです。
文化祭の、しかも柔道部の調理なんて大抵雑でしょうから気になって仕方なかったんでしょう。
満足げに立ち去る時、ヤラネーダのもとを見つけて「あっ…」って思い出すの可愛すぎる。
クラスのお手伝い
ほんっと悪いんだけど、当番早めらんない?
こっちは私達がなんとかする、行ってこい
さんごがクラスのほうに出られない分も手伝ってあげて
まなつとローラの反応を見るに全員フル稼働でもかなり忙しいのだと思いますが、そんな状況でも頼もしい言葉をかけてあげる先輩2人が格好良すぎます。
この後起きるトラブルも有言実行でちゃんと対処していて、本当良い先輩だなーって感じます。
生放送
そろそろ生放送の時間なんだけど大丈夫?
でもさんご1人にここを任せるわけにも行かないし…
分かった、私が出る。大丈夫、少し待ってて
直前で驚いた顔をしているので、準備をしていないのも明らかですが「人前に出るのは苦手」と言っていたみのりん先輩が「大丈夫」って言い切るんです。
あまりにもアツい展開で初見の時叫んじゃいました。
これに対するトロピカる部の反応も良くて、事情を知らなかったまなつとローラはともかく、あすかはそんなに驚いていないんですよね。
対照的に、放送委員の小森いずみさんは声を上げるレベルで驚いています。
クラスメイトも知らない「みのりの強さ」をトロピカる部は知っているんだなーって胸が熱くなりました。
あおぞらメイク教室は第一校舎屋上で開催中です。よろしければ是非お越しください
トロピカる部の一之瀬さんでした
この笑顔!!冒頭の微笑みだけでも、もうとんでもない破壊力です。
その上で髪型も変えて、印象がガラッと変わっています。めーっちゃかわいい。
普段と比べると明らかに表情が豊かなので、カメラ写りを意識してある程度大げさにしているんだと思います。
でもすごく自然で言うことなし、完璧な立ち振舞いです。
褒める時に「まぁまぁじゃない」って言うローラが「結構やるじゃない」って言うレベルなので相当インパクトがあったんだと思います。
これはトロピカってるー!
メイク(第4話)
メイクで気合を入れるの。みのりん先輩も、やってみませんか?
メイクなんて、私には…
ここで、パパイア変身回の第4話を振り返ってみましょう。
当時は自分からメイクなんて雰囲気ではなく、まなつから「メイクをすれば気合が入る!」と無理矢理?メイクを迫られていましたね(すごい字面です)。
結局ヤラネーダに妨害されてメイク出来ずじまいでしたが、この後にみのりは一歩を踏み出して無事プリキュアに変身。
プリキュアに変身するのもいわゆるメイクなので、ここでメイクの力を実感しています。
成功体験とはいえ、プリキュアは不思議な力だしな…とならずに変身なしでも自分からメイクをして新しい事に挑戦していくのは、みのりが成長した何よりの証拠だと思います。
戦闘シーン
イカヤラネーダ
よく見ると足が10本、ヤラネーダ本体の足が1本、腕が2本と結構むちゃくちゃな手足の数なのが面白いです。
本物は足が8本、腕が2本らしいです。
今日の名乗り口上
メイクは気合だ!トロピカル~ジュ!プリキュア!
「メイクで気合を入れる」っていうのがサマーのスタイルなのもあり、メイクで気合いを入れて生放送をこなしたパパイアにぴったりな口上でした。
文集
©ABC-A・東映アニメーション トロピカル~ジュ!プリキュア 第28話本放送より引用
ヤラネーダ!
文芸部の文集がヤラネーダに踏まれてしまい、それを受けてパパイアが反応していました。
特に何か言うのでもなく「怒りの表情を一瞬映す」だけっていう演出が最高に格好良いです。
エピローグ
あとまわし邸の地震
これは地震ではありません、あとまわしの魔女様が悪夢にうなされているのです
あたしたちそれなりにやってるのよ
成果が出なければ無意味です。このままでは…
悪夢を見たストレスで地震を起こすレベルの力の持ち主なので、使うのをあとまわしにしたいだけで力量は十分あるのかもしれませんね。
露骨にバトラーの黒幕説が濃くなってきていて、もはやここまで来るとミスリードを誘われているんじゃないかと思い始めた私です。
一体どんな結末になるのか「このままでは…」の先が気になりますね。
文芸部
ねぇみのり、なんで文芸部やめたの
単純にエピソードが気になったから…もあるかもしれませんが、ローラがここで聞いた理由はどちらかというと「みのりはトロピカる部で本当に良いのか」を気にしていたから、が大きいと思います。
強引に入部させられた、と言われてもおかしくない感じで勧誘していますからね。
完成した時は、やったって思った。傑作だって
でも、「描写もありがち、キャラも物語そのものも、みんなどこかで読んだことのある借り物で、私自身が経験したことが何一つ入ってない、頭でっかちのお話だ」って…
まず驚きなのが「作品が完成していた」ことです。
第4話でまなつに「続きが読みたい!」って言われた時の表情は、続きを書けない・書いていないからじゃなくて「続きはあるけど自分の満足していた物じゃなくなってしまったから」だったんですね。
ただの「恥ずかしい」だけでは済まない、大げさに辛そうな表情をしていた理由がよく分かりました。
これを4話時点で(おそらく)決めてたのすごすぎます…。
みのりん先輩のことですから、いくら衝撃的な内容とはいえ言われたことを誇張して覚えている可能性は低いと思うので、そのままざっくり言われたんだと思います。
入学早々、ひと作品書き上げてきた新入部員にはちょっと可哀想だなと思う反面、部活に入って本格的にやるならいつか伝えなければならない、なら最初のうちに…という考えだったのかなとも思います。
でも、書き上げた興奮が去ってあらためて読んでみると、先輩の言ってたことは全部そのとおり…私はその日からもう1行もお話が書けなくなった
既存のアニメの感想を書いている私ですら、過去の記事を読んで「この表現は良くなかったな…」とか散々思うので、オリジナル小説を読み返すとかきっと恐ろしいことに違いありません。
勢いって大事ですし、気にしているとどんどん筆が遅くなって書けなくなるというのも想像に難くありません。
トロピカる部
何か満たされないような、そんな毎日をずっと送ってた
でもね、そんな気持ちはみんなに会って変わったの…だから私、今本当に楽しいの。みんなのおかげ、ありがとう
勇気を出して何か行動することで、ちょっとしたきっかけが繋がっていろんな体験に繋がること、あると思います。
みのりはプリキュアになって、トロピカる部に入って、その大きな一歩を踏み出したおかげで、今まで自分ひとりでは挑戦しようと思いもしなかったことに挑戦できるようになったわけです。
みのりの成長回、というより成長を実感する回でしたね。
ちゃんと「トロピカる部が楽しい」という言葉も聞けて、トロピカる部の団結がよりいっそう強くなった気がします。
ローラを参考にしたの
ちょっと面白かったのでピックアップ。
前々からちょくちょく私も書いていますが、大人相手にするローラの外行き顔はなかなか完成度が高いので、目の付け所が流石です。
次回予告
パワーアップ回だ…!CMでフライングしてたので見ちゃいましたけど!
またしてもサマーがやる気パワーを吸われちゃいそうなので気が気じゃないですが、トロピカる部の団結も成長しているはず。覚悟を決めて観ます!!